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0503 Live Opera on Herbert von Karajan Platz [Carmen]  

オペラに全く興味のない人でも、「カルメン」の曲は聴いたことが絶対ある!ほど有名な作品。さらにこの日のキャストの元々は、オペラ観てみようかな?くらいの気持ちがある人なら名前くらいは聞いたことがあるだろう超有名人たち。

指揮:マリス・ヤンソンス(降板) ⇒ アンドリス・ネルソンス(ヤンソンスの弟子)
カルメン:エリーナ・ガランチャ(降板) ⇒ ナディア・クラステヴァ
ミカエラ:アンナ・ネトレプコ ⇒ 無事登板
ドン・ホセ:ローランド・ヴィリャソン(降板) ⇒ マッシーモ・ジョルダーノ(近頃ヴィリャソンの代役多し)

指揮者のさよなら公演、今をときめく2大ディーヴァ共演、ヴィリャソンのホセの4枚看板はプログラム発表当初から世界中の話題だったそうですが、4月に入ってバタバタと降板が発表され(みなさん公式には体調不良、入院などが理由です)、気がつけば、当初のメンバーはネトレプコのみ。彼女だって直前の公演を全キャンセルしてるので、当日ドタキャンなんじゃ、、の噂もありました。

3日はこの新演出の初日。当然チケットはソールドアウトでちまたでは3千ドルとかなんとか言われてましたよ。結局こうなってしまい、その価値があったかどうかは・・・(代役の良し悪しの問題ではなく、このキャストに期待して払うわけですから・・)。私はそれはそれでチケットあれば観たかったな、なんですけど、広場でのライブ映像も違った意味で楽しく見ることができたので、ま~いいか。ってとこです。

曇り空で始まったカルメンもインターミッションを挟んで後半には雨が降り出し最後はまた上がる、そんな状態での鑑賞となりました。
ちゃんと椅子も用意されてますが、数がそう多くなく、昼ごろにはすでに席に座っている人がいたような。もちろん無料で、椅子のないところでも自由にどこでも座ってもた立ってもみることができます。
見に来ている人は観光客というより、地元のオペラ好きの方が多い印象。チケットが入手できなかったんでしょうね。
私は、夕食後のんびり行ったので、当然椅子はなく、それでも柵によりかかれる場所をキープし立ったり座ったりしながら観ていました。ここにもジベタリアンがいたし。

映像はクリアで、アップが多いので、美しい人は目に優しいですが、指揮者をじーーと見つめて怖い目で歌う人アップだったりすると、急に冷めたり(笑)。わざとらしいーよーーとか、アップというのは功罪ありですね~。
それでも画面の後ろの建物内と同時にみられるし、席が遠かったら表情なんてまったく見えないこともあるから楽しみ方としてはありですね。

字幕はドイツ語です。ちなみにインターミッションの間はCMが流れてます。

インターミッションの間、みんな暇だから(?)一人で観ていた私の世話を焼いてくれました(笑)。
オペラ好きのみなさんに
住んでるの?オペラ好きなの?誰が好き?今日の出来どう思う?なんて・・アタタタタ。うーんと、えーーっと。
(だからー、単語で答えられない質問は・・・--)
そのうち、キャストの降板に話が及びおじさまもおばさまもウワサ話、世間話に巻きこんでくれます♪

*ヤンソンスはネトレプコとの共演を近頃はことごとく避けているので、今回も事前の作品をキャンセルしてこれに出ると決定した時点でヤンソンスの方が降りた
*自分の愛弟子(ネルソンス)を初日に抜擢するにはちょうどいい
*ネトレプコはキャンセル魔だけど、それはどうやら妊娠したかららしい。ミカエラは出番が少ないし動きが少ないから出ることにしたそうだ
(日本に来る予定があるんだけど、、というと、たぶん行かないわよっっと(笑))
*ガランチャは、ヤンソンスが降板した時点で自分の旦那(指揮者)に指揮をやらせるよう交渉したが、あえなくネルソンスに決定したために、腹いせで降板した
*マッシーモは近頃よく出てくるけど、ホセのキャラじゃない、浅い!いつも同じ顔しかしない!(どうもこちらのみなさんに評判がよろしくない・・^^;)
*ナディアは若手でよく頑張ってるけど、ガランチャには及ぶわけない・・・・(というか、私には友近にしかみえないです・・^^;)

とまあ、こんな具合です。
どこまで事実で、どこまでが噂話か知りませんが、みなさん事情通(笑)。そうなのよね~、そうそう、私も聞いたわよ~、読んだわ~。あなた知ってる?なノリであれこれ教えてくれました。
勉強になるな~(笑)、楽しいな~(笑)。

そんなよもやまを聞いているうちにあっという間に後半です。
よくしゃべるおじさまは、始まってもしゃべりつつけ、そのうちこれは有名だ!といって一緒に歌い始める始末^^;。えーと思ったら、おばさまに「静かになさい!」と叱られた (笑)。

私には、「ホント迷惑よね~あなたに行ったんじゃないのよ~ごめんね、ほほほっ。」って。。ほほほっ。

以下、せっかくなのでデジカメ動画を少し。
これは今一番お客様を呼べる!と大人気のソプラノ歌手「アンナ・ネトレプコ」のミカエラが、カルメンに現を抜かすホセに「お母さんが死にそうだから一緒に帰ろうよ~」と歌う場面。この映像からはとてもそんな場面には見えないと思いますが(笑)。なんせミカエラ怒ってるし、大事な人って感じもしないし、母性もない。ホセは目が怖いけどどっちも愛してなさそうだし(単なるストーカーっぽい)、カルメンもまた不機嫌で怖い顔してるしね~。行きたきゃ行けば?フンっ!って感じでしょうか。それはそれでいいのか、もう違う人に気がいってるから。

途中目の前を傘をさした人が通りますが、ライブっぽくて良いでしょ?笑

最後カルメンがホセに殺される場面。
カルメンがエスカミーリョと結婚するのを見て、逆上して自分のものだったのに、愛していたのにーとブスリと殺す場面。だけど、なんだかちっともそんな風には見えないのよね~。マッシーモっていつもこんな顔してない?
METのガランチャとアラーニャの場面が強烈すぎて、正直は~?な感じで観てました^^;。贅沢♪



ネルソンスの指揮は若々しくて良かったな~。METデビューだったセグウィンも若くて(しかも猛烈に早くてびっくりした!)新しいカルメン!でよかったけど。
ネルソンスは秋にウィーンフィル来日公演で小沢さんの代役が決定しています。カルメンはとても評判がよかったそうなので、楽しみですね~、行かないけど 笑。

噂のネトレプコは確かにすごい人気。完全にショーストッパーとなっていました。私はナマで観たことはないですが、この画面から受ける印象としてはなんと自由自在に歌うことか、相手に関係なく「ネトレプコ」として存在してる感じがある意味さすが!っと。売り出したころの映像や写真をみるとものスゴイ美人だったけど、今はぽっちゃり♪ でもキレイですよね~。

これで終了。
カーテンコールの様子はエンディングロールにかぶって少し映っていましたが、もっと大拍手を想像していたので、みんな拍手もせずさっさと帰路についていくのが印象的。

このころには私もすっかり冷えてきていて、ご一緒したみなさんにお別れをいって帰ろうとすると、おじさまに「コーヒーでも飲まない?もう少し一緒に話をしようよ」とお誘いを受けたんですが、丁重にお断り。
もう英語の嵐で頭がいっぱいいっぱいでしたよ。さらにもうすこしジェントルマンな感じだったらね~~。。。ね~、何?(笑)。

さ~、ホテルに戻ったら荷造りせねば!

category: vienna_2010

tag: オペラ  ウィーン 
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0502 歩いた、歩いた!宮殿2つ  

旅もようやく折り返し。
この日以降は、青空~!暑い~!から、朝どんより(時々小雨)、昼間薄日、夜くもりのち小雨、少し涼しい感じとなりました。したがって写真もなんだかどんよりしていて美しくない(笑)。

今日の予定は宮殿2ケ。
元気よく歩けるように、朝はカフェ・ザッハーで朝食です。ウィーンのカフェは早朝から深夜までやっているので、がっつり食べたくないけど、そこそこちゃんと食べたいな~というときには最適。なんとなくファミレス的存在?
カフェ・ザッハーといえば泣く子も黙る「ザッハートルテ」の名店。ウィーンに来る日本人はまず訪れるはずの場所でしょう。昼間は大変な混みようだけど、朝ならのんびりがら~んとした店内でゆっくりいただくことができます。

この日私たちが8時半ころ着いた時にはすでに日本人の旅人たち(一人旅の男子2人、女子二人組1組)が「メランジェ&ザッハートルテ」を食べていました。
店内に入ると、おまえもか!?的まなざしを向けられましたが、「朝ごはんが食べたい」とメニューをもらうと態度が一変(もちろんそれまでも横柄だとかイヤな雰囲気だったわけじゃないです)、窓側の席を案内され、テーブルを広く使っておくれ~とあれこれ配慮してくれます。ふ~ん。
頼んだのは、ウィーン風朝食。
10種類近くあったパン、サラダ、チーズとハムの盛り合わせ、ソフトボイルドエッグ、ケーキ、飲み物たくさん(笑)で16ユーロ。ザッハー安いじゃん!と思った私。

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バター山盛り。これ、美味しかったな~。
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このチーズたちも美味しかった。
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そして有名なソフトボイルドエッグ。要するに黄身がとろんとろんのゆで卵です。アツアツ~♪
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ケーキはほれ、なんか前日から置いてある?風なレモンケーキ。
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こうやって食べている間に、欧米の旅行者たちも朝ごはんに登場です。一人だけ「ザッハートルテ&エスプレッソ」の若い男性がいましたよ。ザッハートルテは万国共通ですね♪

たっぷり食べて元気がでたところでまずはシェーンブルン宮殿へ。
地下鉄U4カールスプラッツからシェーンブルンまで。地下鉄といってもすぐに地上に出るので景色も楽しめますね。シェーンブルン駅は小さな駅ですが、とっても味があっていい雰囲気です。
写真を撮っても絵になる!
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ここを降りてから宮殿の入口までは徒歩10分くらい。矢印もありますが、だいたいは人についていけばOK♪
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宮殿までの道すがらもコンサートの呼び込みとマロニエの花が迎えてくれます。
どんよりはしているものの、雨は降っていないのでまずは庭園の散歩をしましょっ!と丘の上のグロリエッテを目指します。
チケット売り場あたりは大混雑でも、こちらは何しろ巨大なので、がら~~んとしてますよ。
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途中のネプチューンの噴水。ここまでのんびり15分くらい 笑。
ここで気づいたんだけど、走っている人が多い~!市内も結構走っている人をみかけて、こんな石畳の走りにくいところでもみんな元気に走ってるんだな~なんて感心したんだけど、この宮殿まわりは気持ち良さそう♪
緑は多いし、車は来ない、丘があるからアップダウンは適度にあってすごく走るのが楽しそう。観光客がノロノロ歩いても広いから大丈夫。それに走る人はみんな普通に一人でマイペース。男女ともに気持ち良さそうに走っている姿をみて、私もここ、走りたい~!!と思いました。
そう、一人でマイペースで、走るってこれが基本なのよね~、なのに日本は。。。ブツブツ 笑。
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裏から宮殿を見るのが美しい~という記事を読んで、どれどれ・・。青空だったらもっとよかったのに。
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さて、ここで羊羹(三度・・)食べて、もうひと息♪
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ふ~、ついた♪ さっきはグロリエッテがちいさーく見えていたけれど、今度は宮殿が!よく頑張りました!ぱちぱち。園内を走る電車のようなものもあったけど、森散策~とばかり、田舎もんのわが家族は帰りもテクテクと歩いて帰ります。それにしても美しい~。雨を心配したけれど、すっかり太陽が。よかったね~。
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このあと、ベンチでしばし休憩(また、羊羹ですよ、まったく・・)後、ようやく宮殿内へ。昨日買ったシシィチケットを見せて入場。このチケットがあれば、どんなに混雑していても入場制限にあうことはありません!スイスイ♪
チケットに含まれるのは40部屋を観られるグランドツアーに日本語オーディオガイド。たっぷり2時間はかかるな~。中はそれなりに混雑したけど超人気、定番スポットなので仕方ありません。メインの大広間の天井が修復中だったけど、それでもじっくり堪能しました。
比較的すいている時間は、朝一番と夕方15時以降だそうですよ!
そうそう、この宮殿の公開部分以外は市民への賃貸住宅になっているそうで、ミュージカルファンにはおなじみのシルヴェスター・リーヴァイさん(エリザベートの作曲家)が住んでいます。不便な部分もあるだろうけど、ちょっとあこがれ。
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さて、ノロノロとカールスプラッツに戻り、おひるは~?と聞くと、「寿司~♪」という答え。また・・。というわけで、寿司を買って公園でつまんだあと、2個目の宮殿、ベルベデーレに向かいます。ここはホテル前からのトラムですぐ。歩いても15分くらいだと思うけど、ちょっと歩き過ぎたのと、パスがあるからね~。
ここは何と言ってもクリムトの「接吻」、そしてエゴン・シーレの作品群。少ないけどモネやゴッホもありましたが、全体としてはウィーン世紀末の画家のどんよりした作品が多くて疲れた体がより一層重くなる感じ 笑。
でもクリムトだけでも見る価値大。色の美しさに圧倒されました。これだけは確かガラスに囲まれてた記憶が・・。大事にされてます。
そうそう、ここのオーディオガイドはipodだったよ。
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庭園の角かどにこの石造が・・。よくみると胸元が黒く・・殿方がニヤニヤとここに手を当てたり、なでたりするから色が変わるんだって 笑。そういわれて眺めていると、みんな確かに触ってましたよ、特に日本人 笑。
我が家の殿も例外ではなく・・(黙)。
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は~あ、たっぷり歩いたね~、見たね~。
トラムで帰りつつ、そういえばまだ回ってない方向があるから、このままトラム1周しようか、、とトラム観光へ。
王宮、美術史美術館、国会議事堂、ブルグ劇場、市庁舎・・とここまで見てトラムをおり「カフェラントマン」へ。
もうケーキたい~~~~む♪
撃沈したエスターハージートルテもいい思い出 笑。
このあたりでぐったりと疲れ切った老親。もう動けない・・・ということでホテルへ。よく頑張りました!
私も疲れたよ。。。一休みした後、私だけ夜の街へ・・笑。

category: vienna_2010

tag: ウィーン  ヨーロッパ 
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0501 Vienner Opera DER ROSENKAVALIER   

ちょっと仮眠のはずが目が覚めたら17時半!開演は18時半。わわっ、大変!!
大慌てで準備開始です。
バタバタ大騒ぎで準備をして、さ、いこう!と時計をみたら18時15分。ひ~、近くて良かったね・・。
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18時20分には到着。開演前のざわめきの中、扉をあけると・・・

うわ~~~~~><。もう倒れそう。豪華過ぎて。
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オペラ座に行く時は何を着ようか、何を着たらよいのか迷いますが、元は貴族の、大人の社交場ですからね、今はカジュアルになってきたとはいえ、夜の公演ですからイブニングドレスで・・笑。というのは冗談ですが、アンクラインの黒のロングドレスというかギリギリ引きずらない程度の肩だしワンピースに赤いマノロさんの10cmヒール、ホテルからの道すがらは白地に黒ばらの透ける素材のはおりもの、総スパンコールのギラギラバッグにしてみました。正しいのか正しくないのか、、。でも恐らく肩を見せても足見せずの落ち着いたトーンのフォーマルというのが基本なのかなーと行ってみて思いました。

旅行者も相当多いとみましたが、NYメトロポリタン歌劇場よりはずっとフォーマルです。特別ではない普通の公演日でもきちんとしている。もちろん席によるとは思います(立ち見や天井に近い席の場合はカジュアルでもOKだと思いますが、ブーツやミニスカート、短パンはNGかと。でも入場を断れわれる、ということはないかも?未確認。)が、ここは堅苦しくても持っていくのが面倒でも、オペラ座で観ると決めたならその歴史と伝統と出演者に敬意をこめてきちんとした着こなしがよさそうです。あ、ドレスにこだわる必要もないと思います。パンツスーツでもスーツ系でもOKだと思います。
でも間違っても「結婚式の二次会出来るような服でOK」とか「ちょっとおしゃれ系のレストランに行く感じ」というアドバイスはやめましょ。特に若い方にそういうアドバイスは危険です。古い感覚の街ですから 笑。
日本人もそれなりに見かけましたが、みなさんそれなりに「おしゃれ」、頑張っていましたが頑張る方向がちょっと違うような・・。ピンク、ブルー、黄色といったパステルカラーのひざ丈のワンピースにブーツ(えっ!?)やミュール。そう、みんな昼間の催し用なんですね。ヘアスタイルは今はやりのモリっとした大きな頭。後ろになったらジャマです~~~^^;。

そんなのめんどくさいなーー、服持ってないし、買うのもイヤだし、別に人の目なんて気にしないからなんでもいいよ。。とおっしゃる方はカラヤン広場の大画面で観るか、ご自宅のTVでどうぞ 笑。思いっきりお好きな格好で♪

そういうことも含めて、勉強も必要ですね。

さて。
正面には2009/2010の緞帳。うーーむ、この芸術的センスが・・難しいな~。
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後ろを振り返ると、キラキラキラキラ・・。眩いばかりの輝きを放つボックス席。この豪華さがたまらん。
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上を見上げると・・あら、意外にシンプル 笑。
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いすに座って目を下げると前の座席背の部分に字幕画面が。ドイツ語と英語が選べます。
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ウィーン国立歌劇場管弦楽団のみなさんが演奏するオケピ。なんでもウィーンフィルのメンバーになるには、ここで何年間かは修業をするのが条件になってるそうです。へ~~え。
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オペラを観る!とは早々に決めていたけれど、滞在中に観られるもののうち、この「ばらの騎士」にするか「カルメン」にするかは最後まで迷いに迷いました。当初今シーズン超目玉のカルメンにするつもりで、出発をきめる前からスタンバイチケットに入れてみたもののどうもとれそうもない。一般発売は通常1か月前発売なのに急きょ早くして3月上旬に売り出す始末。それも並んでも買えないだろうとまで言われていたそうで、ネット参加者は蚊帳の外。じゃ、コンシェルジェか・・と相談してみるもこれは無理とあっさり。そんなことをしていたら余裕で買えるはずだったバラも売り切れ。おいおい・・。
荷造りを終えてもう一度サイトを開いてみたら席が戻ってる!ということで4月26日になってようやく購入です。パルケット(要するに平土間1階7列目センター)で137ユーロ。ウィーンでは公演ごとにチケット代が違います。プレミアやガラは最高ランク、カルメンは2番目に高い(同じ席だと200ユーロ)、このばらは一番安い設定です。もうウィーンオペラですからおなじみもおなじみ。見やすい値段設定に感謝です。

ばらは今年正月にMETで大感激(&怒り 笑)、映画で復習したので安心です。

音が聞こえてきた瞬間、なんとやさしく響くことか、、ヴァイオリンをはじめとする弦楽器の響きの美しいこと、シュトラウスの音楽の跳ねが素敵すぎる♪ やっぱりここではシュトラウスの音楽が響くんだな~。華やかでちょっと古くて軽やかで、ハプスブルグ時代の宮殿の~なんて設定にぴったりの音が聴こえてきて感激、ウィーンが舞台のオペラはやっぱりウィーンでみなければ!。

んが、、、音が素晴らし過ぎて肝心の歌い手さんたちの声は1幕はほとんど聞こえてこず。
オクタヴィアン、見た目はすごく良いのに、低音は全く聞こえず、高音はひょろひょろ、、夫人は貫禄ありすぎで、同じくよく聞こえない。私の席でこうなんだからてっぺんまでは聞こえてないじゃないの?
1幕最後の夫人のアリアあたりからようやく調子がでてきたか・・。その後はそれなりに。
ゾフィーはちょっと論外。ずーーっと同じ表情のまま、田舎のおてんば娘のようにぴょんぴょん。その上所作がお上品じゃない。声はパリっと出ているけど、全部のトーンが同じだし所作と同じく歌い方もなんだか雑。ファニナルにいたっては、どっかの誰かさんみたいに歌うときに両手でリズムをとるようにまるで指揮でもしているかのごとく手をひらひら。うーむ。
オックス男爵が唯一良かった・・かな~。ともうあまり覚えてない(苦笑)。
と、オケは最高。舞台は・・・・といった感じで、最後はしっかり聴かせてくれたけどなんとなく価格設定に納得する感じの出来だったかな。(えらそーにすみません・・)
でも全然眠くならなかったし(自慢するなー笑)、ブツクサ言いたくなるくらいしっかり観て、聴いてたんですよ 笑。なんというか、オペラってよくわからん、の壁を一つ越えられたような、楽しみ方を見つけられたような♪

アンコールの声援はすごかったな~。いったい何回でてきたか分からないくらいだった。どっかの舞台みたい。
観客がほとんど帰った後でも拍手が聞こえる限りは出てきてたかも。すごいサービス精神。
それほど「ウィーンでばらの騎士」は定番で、観光客も含め期待が高く、満足度も高いのかな。

親もちゃんと映画を一緒にみて予習させましたから、寝ずに堪能した様子。
ただ、セットが暗くて目が痛くなった・・と。なるほどね~。
22時45分無事終了しました。

興奮して外にでたらパラパラっと雨が・・。急いで帰らなくちゃっ。
おっとその前におなかすいたから、スタンドでケバフとドッグ買おうね! ってドレスですが、なにか 笑。


■Richard Strauss 「DER ROSENKAVALIER 」 ばらの騎士
Wiener Saatsoper ウィーン国立歌劇場

category: vienna_2010

tag: ヨーロッパ  ウィーン  オペラ 
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