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カテゴリー「2009/2010」の記事一覧

時間割その3  

0600 起床、今日は空が明るい♪ でももう帰る日。。。
0700 Central Park
せっかくの花盛りなんだから、、とセントラルパークまで散歩にでかける。一斉に春の花が咲いてる~♪








朝のパークは本当に気持ちがいい。大勢のランナーとお犬様に混ざりつつ花見。やっぱりここが好き(^^)。
、、と、時計を見ると時間が!フライトが1130と思ったら1100だったよー。慌ててホテルに戻る。

街中に咲き乱れていた、桜ににたかわいい白い花はCallery Pear(マメナシ)というのだそうです。

0750 Nice Martin
美味しいと評判のここもなかなかくることがなかったけど、宿泊者は15%引きというのでとりあえず駆け込む。ニッコリ微笑んでコーヒーとフレンチトーストをオーダー!

意外にサッパリして美味しい。一口飲むたびにコーヒーを補充してくれる親切なゲイのお兄さん、ありがとう(笑)

あ、時間切れ。慌てて部屋に戻り、ハミガキして残り物詰める。

0840 Check out
昼間のドアマン、誰かに似てると到着した時から思ってたけど、最後にニッコリした顔みて、あ、マイケル(ボール)だ!と。体格よく(笑)、えくぼの可愛いナイスガイでした。
しかし、タクシーがすぐこなかったらいきなり通りかかった黒のバンに声かけて、JFKまで行ける?と交渉を始めたよ???60ドルだから、と言われたけど、ビックリして、、、なんとなく断ってイエローキャブにして!と言ってしまった。大丈夫かもれないけど、そんな個人のよくわからんもんに乗って何かあったら自分を責めても責めきれない

0920 JFK着 年末年始は長蛇の列のセルフチェックイン機も今日はガラガラ。余裕でチェックイン。
       
1100 定刻に出発 

   帰りは満席に近い感じ。ただし中国人家族や子供多し。後ろから蹴りは入れられるわ、テーブルの開閉激しいわ、横にいた家族の出入りは激しいわ、完敗気分(-.-)。ま、仕方ない。

1325 NRT着 定刻より40分ちかく早く到着!さすがアメリカン!

サービスは超適当だけど私にはまったく問題なし。この時間のフライトが復活してくれますように。
入国審査に向かう途中、驚きの団体に遭遇するも外国人だったおかげでスルー。手荷物だけの私は1340にはリムジンバスのチケットを購入。素晴らしい!!
いいお天気だしね。

1400 バスにて家路を急ぐ。

1545 自宅着。
   あれ、なんだか時差ボケもないっぽい。
   1週間なんの疲れもなくボケることなく終了。旅をしない時の方がよほどボケてる 笑。

というわけで大充実の週末NY終了。
マイル、大事にためときましょっ。

category: 2009/2010

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人のふり見てわがふり直せ。  

GWの準備をちょいちょい始めながら、今回は何事もなく堪能できますように~と願いを込めて、今年の元旦、METで起こった事件のことを。

その日私の持っていた席は、オーケストラセンターブロックG列の通路から4番目。
ウキウキとそこに向かうと、その列では二人の女性が立ち話をしていました。1,2,3,4と数えて自分の番号を確認するとそこにはすでに荷物が置いてあり、どうやらその二人の女性のものの様子。年のころは60代。ま~ひとつふたつ席の位置を間違えるなんてよくあることなので(まだ誰もいなかったし)、「すみませんが私の席は●番なのですが・・」とチケットを見せてみると、一人の女性がとても怖い顔で「あら、ここ!?」ブツブツ・・・といいながら、渋々と荷物を移動。なんで怖い顔??なんでブツブツ?

移動したのは一人分だけ、並んで置いてあった荷物のもうひとつはそのままです。
おしゃべりをしていたその二人の女性は友人同士のよう。あれ?ってことは私の席はこのふたりの間ってこと??
どちらかに二人ともずれるのかと思いきや・・。
またこういっちゃーなんですが、ブツブツ言っていたマダムは終始とても怖い顔でおしゃべりをしていたので、嫌~な予感。
確か私がチケットをとる時には、その列は1席だけ残っていた記憶があるので、この二人のほうが先にチケットを持っていたと思われます。
で、友人同士なら割り込むのもイヤだし、何かの手違いでこうなっちゃったかもしれないので、「あの~もしよければ席かわりましょうか?どちらでも構いませんが・・」と恐る恐る話しかけてみたら、またも怖い顔のマダムが怖い顔で、「いえ、結構(ピシャリ!)」・・涙。

じゃーいいです。とおしゃべりを続けているふたりの間に割って入り覚悟をきめて座りました。
頭越しに、私の顔の前に怖い顔のほうのマダムが身を乗り出して身振り手振りおしゃべりを続けているのに耐えながら(始まれば静かになるだろーし)プレイビルに目を通しているうちに開演が近づいてきました。
左隣に怖い顔のマダム、私、右となりにその友人の普通のマダム、その右通路までの2席は空席のままです。
このマダムたち、怖いだけじゃなく香水も強烈。欧米人の香水はある意味迷惑行為だよな~~。鼻が痛いよ(涙)。
しかし、ベラベラベラよくしゃべるな~、人を通り越して・・(イライラ)。このふたりイタリア人。

客電が落ちたところで、ずーーとおしゃべりしていたマダムは突然まわりのおしゃべりをしている人たちに向かって、しーーーーーーーっ、静かにして!といい始めました!へっ??
ま、もう始まるからね。どうやらまともに見られそう。それにしてもなんだかなー。

指揮者が登場して客席に向かってあいさつをしたあと、くるりと背を向けたところで、あいていた通路側2席に若そうな男性二人組が走りこんできました。滑り込みセーフ。間に合ってよかったね~。
と、すぐに音楽が始まります。この男性二人もほっとして着ていたコートをささっと無造作に脱ぎ、呼吸を整え・・・、ているところに、怖マダムが私の顔の前に頭を突き出して、このふたりに向かって「しーーーっ」と口に手を当てて静かにするよう注意。ちょ、ちょっと、突然視界を遮るなー(怒)。

始まってしばらくは、この男子二人組が呼吸を整えたり、体を動かしたりするのがとても気になるらしく、いちいち左から注意が、さらには、その他前後の人たちもちょっと咳をしたり、隣の人とコソコソとしゃべったりすると、いちいち「しーっ」と。相当神経質な様子。ってか、あんたがウザイ。
こちらの人たちは、オペラでも見ている最中にコメディで笑えると声を出して笑ったり、お~っなんて反応したりするので、それも気になるらしく、そのこともくるっと振り向いて注意したり。
・・・
ま、それでもこのウザイ感じにもだいぶ慣れ、何より舞台そのものがとても素晴らしかったので、だんだん集中してみられるようになって盛り上がったところで1幕終了。
面白いよ~!!と感激しながら休憩。

さて、そろそろ2幕が始まる。相変わらずイタリア婦人たちはおしゃべりし続け。
もう仕方なくまたも間に入って、自分の席に座ってじっとしていると、ギリギリ飛び込んできた通路側の男性二人がニコヤカに戻ってきて、私を含めマダム達に向かって、「さっきはうるさくしてスミマセンでした。10年ぶりにNYに来たから道に迷ってしまって・・。しかもなんだか風邪ひいたみたいで、ホントに申し訳ない」とお詫びを言い始めました。あれ~いいヤツじゃないか~笑。
ギリギリセーフだったのはいいとして、確かに少々うるさかったし、1幕後半は鼻ずるずるしてるか、寝てるかだったけどなかなかの青年たち、ヨシヨシ。

と、私と右となりのマダムは笑顔を返していたのだけど、左のコワマダムだけは、眉間にシワをよせ激しく怒り始めました。
お詫びなんかいいから・・静かにしなさい! と。
ひ~~~っ、のけぞる私。
ソーリーソーリーと謝る青年たちの姿に何故かさらにヒートアップ。私の顔の前に指を突き出して、時には私の体の前に体を投げ出して右となりのマダムをも通り越して、激しくFワード連発でワーワー。
なんでそんなに怒ってるの~。もう前後の人たちもその声にびっくりして振り返ります。そりゃそーだ。
あまりの剣幕に最初は申し訳なさそうに謝っていた青年たちも、キレ始め「謝ってるのになんでそんなに怒る?」「風邪ひいてて、道に迷ったのに・・」「うるさいとはなんだ!そっちのほうがFxxxだ!!」
「うるさい!だまれ!」←オバハン

あーあーあーあー 笑。

天下のMETですよ。しかも新年1日、オーケストラセンターG列で起こってることとは思えん 笑。

このやり取りの最中、私は椅子の背もたれにのけぞるようにすわり、騒ぐオバハンの向こうで様子を怪訝そうにながめる老夫婦やその他のみなさんと顔を見合せて困っちゃうわ~と肩をすくめ、バンバン拾うWifiでTwitterライブ 笑。

こういう時に、うるさい、邪魔だから黙れ!と私も言いたいところだけど、当然言えるわけもなく(汗)、というより途中から面白がってたし・・、日本語で、いい加減にしろよ~、うるさいよ~と笑顔でブツブツ(小心モノ)。

右となりのマダムにたしなめられてようやく怒るのをやめたオバハン。
とはいえ、まだおさまらず、前後の人たちに、あーでもない、こーでもない、アーダコーダ・・ブツブツ、とぶちまけ中。まったく。

やっと2幕が始まり、・・・・・・全幕終了。
終わった瞬間、私が感激してるのに人の前に腕出して友人の腕をつかみながらおしゃべり開始。だーかーら、、、。

もううざいので、ベチャベチャしゃべって通せんぼされてるのをむりやり振り払って二人を離し、おしゃべりしたけりゃどーぞ、と席を無理やり移動させ、私は通路よりに動きました。怖い顔のオバハンは驚いた様子で、「なによ、失礼な、ちっ」みたいな感じだったけれど、もう終わりなので、失礼なのはお前だよ!!とばかりきーっと冷たい視線を送っておきました♪

例の男性たちは、帰り際私に「いろいろ迷惑かけてごめんね。イヤな思いさせちゃったよね?楽しめたかなー?」と心配そうに声をかけてくれたので、「大丈夫!大感激したから」と笑顔で会話。
それより、楽しめた?と聞いてみたら、いや~体調がいまいちで、薬のせいで眠くなっちゃって・・・^^;っと。

そういいながら二人は仲良く手をつないで、Happy New Year~!と言い残して帰って行きました。

なんかすごい体験しちゃったな~。
最初こそ私もイラついていたけど、舞台そのものは素晴らしく良かったし、少々神経質にしてたけど、その分最中はきちんと観て聴いていた様子だったのでこれも貴重な体験かもと思えたからよかった。
ホテルまでの道すがら、気づいたら目の前にこのオバハンたちが!!
さりげなく追い越して、開いていたDELIに入ったらついてくるように入ってきた。んも~~だからーー笑。

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category: 2009/2010

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大満足!  

元旦は「ばらの騎士」。
先のエントリーにも書いたとおり初めて生の舞台をみた記念すべきオペラです。
観たというだけの記憶ですけど、今回カルメンに引き続き大感激していろいろ調べてみたら、この作品の初演劇場がなんとドレスデンのゼンパーオーパーだったということを知り、あれ、私の初の場所だよ~と、寝てた記憶だけの癖にすごい縁を感じて嬉しくなる 笑。

シュトラウスは元旦にはぴったりですね。音楽は華やかで美しいし、ウィーンが舞台というだけで正月らしい(勝手に 笑)。この日の席はオーケストラセンターブロックのやや右寄りG列。ちょっと、いや、この席に関してはびっくり事件がおこったので(詳細はまた・・)、普通ならその印象が強すぎて舞台のことが霞みがちだけど、両方とも鮮明に覚えています。なんせオペラ観て、聴いて泣くなんて・・こんな経験は初ですよ!
まさかそこまで感動するとは想定外。自分で自分にびっくりでした。
今シーズンのプログラムの中ではメディアもマニアックなファンの方にもこのばらの騎士は抜群に評価が高いそうです。
でもこの「ばら」は超初心者向けではないと言われる作品で、ある一定の年齢以上の人たちを泣かせることでも有名らしいんですが、それもこれも今回初めて知りました。そんなこと気にしたことなかったし。

別に特別難しい内容でもないけれど、言われてみれば、世間一般に広く知られているようなアリアや序曲があるわけじゃなし、うん、確かにそうなのかもね。

大晦日の雰囲気とは一転。カジュアルMETで、この日私はいつもの(というか、毎年着てる 汗)白いジャケットに黒のロングスカート。これで十分です。
席についてプレイビルを開いてびっくり。
この日の開演時刻は19時半、終了時刻が23時55分と書いてある。
長っ・・・。4時間半もあるのかー(休憩2回)、と一瞬眩暈がしたけど、終わってみれば全く問題なし。長さが全然苦になりませんでした。それだけ楽しかったし充実してたんですね。

昔ながらの演出をいじっていないというこの「ばら」ですが、衣装もセットもなんともゴージャスそのもの。
そして出演しているのは、ソプラノの大スター、レネ・フレミングとこのオクタヴィアンをMETで10年も続けているという当たり役のスーザングラアム、若いゾフィーにシーファー(プレイビルの写真が久本雅美みたい・・)、ゾフィーのお父さんにサー・トーマスアレン、オックス男爵にジークムントソン、そして指揮はエド・デ・ヴァールト 倒れそうだけど、大丈夫?のおじいさん、、に見えました 笑。

で、何に涙したか。
ずばり、女心に、です 笑。
 
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一幕、華やかな宮廷でダンナのいない間に若い17歳の青年との情事を自由気ままに楽しむところから始まり、宝石を眺めたり化粧をしたりと自分の美貌にも満足していたのに、ふと身支度を整えて鏡に映った自分の姿をみて「ずいぶんお婆さんの髪型にしてくれたのねー」といいつつ、自分の老いをそこにみて、突然青年との年齢の違いやそう遠くない時期に自分から離れていくだろうことを予感したり、若い女性と一緒になるほうが幸せだから、と別れを決意したり・・・。
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そして2幕、愛人だった青年がおつかいにいった先で若い女性に一目ぼれ。ドタバタいろいろあったあげくに(省略しすぎだ、笑)、
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3幕、若いふたりはお互いの愛を確信し、夫人はふたりの幸せを願って、毅然と身を引く・・。

と書くとあっさり、なんで?それで?よくある話じゃん。なんだけど 笑、その揺れ動く女心がね~、よくわかるですよ! 
ある時ふと、自分の年齢を実感する瞬間とか、ふと近づいている日を予感して憂いたり・・。
その感情の浮き沈みやら、女心の揺れ動きを実に見事に伯爵夫人を歌い演じたフレミングに吸い込まれっぱなしでした。1幕最初のイチャイチャしているうちは、う~~ん、って感じだったし、フレミングってこういう歌い方するんだ!とちょっと思っていたのと違うななんて思っていたけど、お婆さんに・・あたりからグイってな感じで。
とっても優しい美声でヘンな癖がない歌い方なので、古典的なセットや雰囲気にぴったり。

3幕最後、久しぶりに登場したフレミングの一段と落ち着き払った大人の女性ぶりと、3人の女性がそれぞれの気持ちを歌いあげる三重唱は鳥肌立ちっぱなし。英語の字幕をちら見しつつ、3人分の気持ちがどどーんと迫ってきてもう自然と涙がポロポロとこぼれてきました。オペラは芝居だった・・。

17歳の青年オクタヴィアンは長身で見るからに健康そうなスーザングラハム。最初から最後まででずっぱり、歌いっぱなしの大変な役どころで実年齢は50歳とか!?ひ~~~、全然そんな風には見えません(アップ映像はみちゃダメ 笑)。身のこなしも軽いし、声は若いし美しい。宝塚の男役ほど男を作っていないのでかえって自然です。
この役は彼女の持ち役の中でも当たり役とのことですが、わかります、とっても! ベルベットのようなやわらかい声で、艶やかではないけど濁りのない美しい声。途中女性に変身したり男性になったり、本当に大変そうな役どころですがコメディセンスもあるようで、うまい具合に笑わせてくれます。

夫人のフレミングとは同期で親友らしく・・(ということは彼女も50歳!?ひ~~~)、よくよく見るとその二人が32歳と17歳の設定には無理があるだろうーなんだけど、客席からみて、まーなんとかそう見えればOKです。別に本物の17歳じゃなくたっていいんだからね。

一目ぼれする女性ゾフィーは、プレイビルみると、うーんだけど、舞台に登場した時にはなんとも可憐な身のこなしで芯のある真面目で若々しいお嬢様な雰囲気を醸し出していました。二人の大ベテランに比べたらそりゃ~かわいそうですが、少女らしい透通るクリスタルガラスのようなソプラノ。声が細くて消えてしまうこともあったけど、ガサツに扱ったら壊れてしまいそうな美声に酔いしれました。

それに引き替えこのゾフィと婚約する男爵が・・。
男爵単体でみればガサツで下品でイヤらしさギリギリの雰囲気がとってもユニークで、いい味だしてたけど、いかにも年寄りすぎ、見た目が^^;;。最初のうちは婚約者が、とか、結婚がどーのこーのと歌っていても、誰と誰が結婚するの?この人の娘が結婚するんだよね?オクタヴィアンと?みたいな勘違いをしちゃうほど。
おじいさんだよ、どうみても。本人が結婚すると判明した時には、ひとりひっくり返りそうな衝撃 笑。いくら実年齢は関係ないといってもね~、もうちょっと釣り合いの取れる人でお願いしたい!

が、ま~そんなことはともかく、音楽の美しさ、視覚的な美しさに女心にこの作品の素晴らしさを存分に堪能しました。カルメンもばらも、歌手というだけじゃなく、役者としても通用する芝居心のある人たちだらけ、また見た目も美しい(男女とも)から、オペラをちゃんと物語として楽しめたんです。もっと観たい、ちゃんと勉強しようって思えたし♪
寝ないでちゃんと観られるかな~なんて心配して、夕方1時間半ほど仮眠をとって出かけたのもよかったか、笑。寝ないどころかホントに素晴らしかった。
ん!?ってことは、ある一定以上の年齢層になり、女心がわかる大人になったってことか・・笑。

2夜連続で、オペラは芝居だった・・と思ったところで、ミュージカルとオペラの違いは??
マイクを通すか通さないか、フルオーケストラかそうじゃないか。発声法が違うとか?
よくわからなくなりました。

オペラは高い!けど、カルメンで250ドル、ばらで200ドル(どちらも定価、手数料込で1Fオーケストラのほぼセンター もちろんもっと安い席もあり)で観られることを思えば、円高の今、ミュージカルとはそう変わらないし、時間が長い、その他もろもろ考えたら安いとも言えます。あ、ミュージカルでもプレミアムチケットは300ドル以上するもんね~(オーケストラ中央部あたり。日本で見る来日公演はこの値段設定がないか、あっても豆粒だと思うけど・・。

ちなみにライブビューイング(いわゆる映画)なら日本語字幕で3500円なので、映画にしたら高いけど気軽に楽しめます。今週金曜まではカルメンやってますから興味のある方はぜひ♪

・・と、さんざん褒めてますが、11月にMETで観たアイーダはね~~苦笑。
私が当初思っていた、ドカンとした人たちが朗々と歌う様相で、でもオケに負けて声が聞こえない・・みたいな。
だからいろいろなんでしょうね~~やっぱり。

この年末年始の2作品は私にとって大当たりだった!ということですね♪

category: 2009/2010

tag: オペラ  MET 
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ブラボー!!  

初めてMETオペラをみたのが2007年の「魔笛」。以降、「仮面舞踏会」「ラ・ボーエム」「アイーダ」と有名どころばかりを観てきて、5回目の今回はさらに有名な「カルメン」、そして6回目が「ばらの騎士」となりました。

「ばらの騎士(リヒャルト・シュトラウス)」は私が初めて生のオペラを観た作品で、1999年にドレスデンに行った時、この素敵な歌劇場で絶対に何か見なければ!と強烈に思い当日券を買ってみたのだけど、なんせ初めてだから、ゴージャスすぎるその劇場と雰囲気に完全に飲み込まれ、さらにドイツ語わからない・・。最初のうちこそ興味津津で見ていたものの、当然のごとくそのまま気持ちよーくなり、一幕後半はほぼ睡眠時間に・・汗、2幕は記憶なし・・大汗、3幕はようやく、時々ウツラウツラする程度だった、というしょうもない過去があります。
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「カルメン(ビゼー)」のほうは、日本で2度ほど観ています。こちらはさすがによく知っているし、なじみ深いのもあって・・・でも1幕前半はやっぱり睡眠時間・・滝汗になった記憶があります。でもオペラ鑑賞の中ではちゃんと見てたほうかも・・って自慢にもなりませんが 笑。

過去4回みたMETオペラの中で一番感動して、印象深いのは「仮面舞踏会」。これは瞬間やばい時間はあったものの、ちゃんと見切りました!これも自慢にもなりませんが・・笑。
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今回の「カルメン」は新演出の初日、大晦日のガラ公演、さらには、人気急上昇のガランチャ、ベテランのフリットリ、が出演するとあってチケットは完売状態。11月中旬に会員さんの放出席が大量にでたけれど、なかなか入手困難でした。
「プリミア ガラ」。
どんな雰囲気なのか、それを想像するだけでワクワク。私はこの日に合わせて日本人は着物だよね~と意気込んで準備していたけれど、結局悪天候予報のため出発前に中止決定(涙)。当日昼過ぎまで雪が降り、それなりに積ったことを考えればこの中止は正解だったけど(帰りは雨が降ってたし)、とても残念。
だって、劇場内は私の知る限り、「こんな雰囲気みたことなーい!!」ゴージャスそのものだったから。
ドレスの品評会かと思うほど、テレビや映画の世界でしか知らない、けれど、オペラと聞けばおそらく多くの人が想像する光景がそこにはありました。
過去METオペラに行ってある程度の雰囲気は知ってるつもりだったけど、どちらかというとカジュアルOKなMETがこの日ばかりはさすがに違います。
やっぱり着物が本当なら正解でしょう~。

上の席はわかりませんが、私が目にした範囲では、セーターやビジネススーツのような人は全く見えません。年齢層はやや高め。そりゃそーですね。こういう雰囲気を十分堪能するには、それなりの経験と熟と資金が必要ですからね~。女性はロングドレス、男性はタキシードかそれに準ずるもの、特に男性のおしゃれさが際立って見えました。
女性はね、いろんなデザインや色のものを選べるからおしゃれに決まっているけれど、タキシードでそれほど・・と思ったら大間違い。一人で目をまん丸くして興奮。まだまだ世間知らずの私です。
十分すぎるほど歳はとったけど、こういう中にいるとまるで子供。着物を諦めた私は、結局20代前半のころ丸井の30回払いか何かで買ったベルベットのくるぶし丈のワンピースにし(着れてよかったな~)、よくみればそれなりだけど、地味~なものとなりました。それでもいつもみたいに、中にセーター、ジャケットとロングスカートでごまかす、みたいな恰好じゃなくてホントによかった~~と、会場についた瞬間に思ったもんです。

1日にはいつものMETに戻り、かなりラフな、セーターやパンツ、ノータイの人だらけだったので(オーケストラセンターでも)、見に行く時のプログラムや初日などの特別な日はそれなりに考えていったほうがよさそうです。TPOってやつですね。

そんなこんなで始まる前から大興奮状態で、さらには両隣の素敵なカップルや後ろの席の若いお嬢様のおしりが見えそうなほど背中のあいたドレスにドキドキするばかり 笑。もーどうしましょーなオヤジ状態 笑。

オーケストラ(1F)ステージに向かって右よりの席がこの特別な日の私の席。

ステージには真っ黒で中央に赤い稲妻のようなラインの入った緞帳が降りています。この新演出の演出家はミュージカルの演出をしたこともあるというリチャードエア、この印象的なデザインは、カルメンの衣装(プレイビル参照)にも使われ象徴的なものでした。
指揮者の若い~ヤニックセグインが登場して、いよいよ開演です。演出家、振り付け、指揮者、そしてガランチャのカルメン、MET初日とあってカメラマンも大勢、華やか、興奮、緊張な劇場内でした。

聞きなれた序曲が始まった瞬間、興奮していた気分が一転、ありゃ??
初日の興奮?METデビューで気合入りまくり?緊張しすぎでインテンポなのか、相当突っ走ってる、とういか、突っ込んでる感があって、「うわっ、はや@@」とびっくりしてたら、壁際にあったスピーカーから聞こえる音とオーケストラの生音が微妙~~にずれていて気持ちが悪い 泣。
そもそも速いから、ガチャガチャしてる。そして決め打ち的に入る「ジャン、ジャン♪」というシンバルの音が2回ずつ聞こえてくるから右左と音が4回ずつ流れてぐわ~~~~ん。目が、目が回る~~~@@
結局序曲が終わるまでこの違和感にクラクラしっぱなし、慣れてきたのは1幕も途中、ミカエラが登場してきたあたりからです。
びっくりしたよ~、ホントに。

でも生音とスピーカー音のバランスに慣れてきたら、かえってこの速くて勢いのある演奏が心地よくなってきて、若いガランチャのカルメンや想定されている1800年代から1900年代に時代設定をより現代に変えた新演出に自然になじんでいるように思えたので良かったのかも。
聞きなれていたCDとはだいぶ違うけど、これがナマの良さですね。

有名な序曲が終わると(3幕にもあり)、ダンサー(元ロイヤルバレエのファースト&現NYシティバレエのプリンシパル)がストーリーを暗示するようなダンスから始まります。

全4幕 インターミッション1回で3時間30分。各幕終了ごとにカーテンコールのごとくメインキャストが緞帳前に挨拶にでてきて拍手喝采をあびていました。

オペラって素晴らしい!!!!!!!!!
と、初めてその素晴らしさと楽しさがわかった!と思えるほど、大感激、大感動。
今までは劇場の雰囲気、ゴージャスさ、音楽の良さにひかれて、なんとなく聴いていた、観ていた、そしてそれなりに満足していたけど、今回は全く感覚の違う感動、今までの私はなんだったんだ 大汗??

たぶん出演者が「新演出初日」で気合が入ってたこと、演出が私にとってわかりやすかったこと、そして何より出演者が歌での表現力は当然のことながら、完全に役に入り込んでいて、役者だったこと!大熱演!!

そっかー、オペラも芝居なんだ・・。

だからオペラを聴く、観る、両方の奥深さと楽しさに気づいたんでしょう。
演出家がミュージカルや映画の演出も手がけたリチャードエアだったおかげかな?

私の中にあったオペラは、マイクを使わずに劇場のすみずみまで声を届けるためには、ドカンとした体型で、じっとその場に立ち尽くして歌う、ちょっと動く、そう、歌に重点が置かれすぎていて、芝居ではなく、動きは振り付け程度。
もちろんその歌声だけで感情表現をするわけだから、相当力量がないと、ただ歌の上手い人のリサイタルになってしまう。たぶんそういう印象だったから、セットのゴージャスさや声量や雰囲気で満足してたし、表現力豊かな歌手に出会うと感激してたけど、リサイタル状態になるとストーリー無視状態になるから睡魔に襲われるんだなーと。

そんなことに今更気づいた(恥)。

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ミカエラのフリットリは、えっ!?これがフリットリ??と思うほど、田舎くさいおばさん風衣装と所作で登場。でもこの素朴だけど芯に秘めた強さが見え隠れするような雰囲気がとっても新鮮。包容力のあるソプラノで、ホセの母をもイメージさせ素晴らしかったです。
ドンホセのロベルトアラーニャはこの役のベテランなんですね。完全に入り込んでて、ものすごーーい気合い入りまくりの熱演&熱唱に観てる私まで汗がでそう 笑。時々、役所広司のようにみえたな。いい声してます!が、ちと荒れてる感じがしたのは風邪気味だったという噂だったから?。この人の熱演ぶりにハラハラドキドキさせられっぱなし。アラーニャなくしてはこの作品は語れませんね。調べてみたらいいろんな面白い記事を発見したけどね 笑。
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オペラ歌手って・・のイメージを完全に崩してくれたダンスシーン。カルメンと友人ふたりの酒場でのダンスシーン。もうこんなに踊られちゃったらどーすんの?相当苦労してゼロからレッスンしたらしいですが、美声を全く揺らすことなく歌って踊って、馬乗りになって歌い、馬乗りされながら歌ったり 笑、飛び蹴りしたり、階段から落ちたり、仰向けに抱きかかえられたまま歌ったり、、色気だけじゃない、男勝りなカルメンもまた素敵です。
こんなに気合の入ったダンスと芝居との熱演だけど、歌い方はどちらかというとさっぱりめ。でもいいんですよ、それが。初めて観て聴いたウワサのガランチャ、素晴らしかったです。美人だし。
全編通して衣装がとってもセクシーだったので、激しく動くたびにガランチャのおっぱい見えそうでハラハラ・・笑。あ、こういう所も男性に人気なのかも♪
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ホセに殺される直前。どんなに復縁を迫られても毅然としてNO!と言い続けます。そして殺して!と。
ホセは単なる往生際の悪いストーカー状態だけど、YESと言ってくれれば殺さなくてすむのに、復縁というより殺すのを止めて!と言っているようで鬼気せまり過ぎて怖い。でも、またカルメンがつれない。
ホセにもらった指輪を「こんなもん、返してやるわ!ふんっ!」といった雰囲気で、もう未練全くなし状態で、指から抜き取ってポロンと目の前に落とすんです。
きゃーー、怖い、、怖すぎる~~。こんなことされたら逆上するよねー普通。
ってことで、この行為に逆上して、ナイフでブスリと・・。

最後は刺し殺したカルメンを抱きかかえて、この指輪を指にはめなおして泣き叫んで・・その後ろでエスカミーリョ(どうもお笑い芸人にしか見えなくて笑っちゃったんだけど)が牛を刺殺して・・・幕です(涙)。
はあ、はあ。

激しい・・。

当然のごとく嵐のような拍手とブラボー!!!の絶叫。
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1年の最後に素晴らしい締めくくりができました♪ オペラ素人の私はブレブレ写真で大満足 笑。

category: 2009/2010

tag: オペラ  MET 
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唯一のミュージカル  

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もうすっかり忘れそうな観劇メモ 笑。
NY出発前に滞在中の予定を考えていた時のエンタメ枠は、映画1本、オペラ2本、ミュージカル最大6本、コンサート1本という感じだったのに、映画1本、オペラ2本、ミュージカル1本という結果。
5年前の勢いがあれば6本のミュージカルを絶対に観たと思うけど・・汗。この時期現地TKTSで買う以外に割引が出ないこともあって事前に定価+手数料で買ってしまう勇気はなく、枠はあれどなんとなく気持ちが定まらないまま出かけたらやっぱり最後までこれ観よう!と決断できなくて、そうこうしてるうちに売り切れて・・という状態。
そんな中、唯一定価+手数料で事前に買ったのがなんとこの「Little Night Music」。
ソンドハイム大好き♪ なわけじゃないのにね~笑。単にミーハー心からです、はい。

で、この写真のような斜め45度、ちょっと上目づかいの独特の表情しか思い出せない^^;、キャサリーン・ゼタジョーンズのドレス姿が誰よりも美しかったこと、見栄えがしたこと、華やかさとオーラにそれ以外の要素をほとんど許せたこと 笑、隣に映っている御年83歳のアンジェラ・ラズベリー様の元気なお姿を拝見したこと(・・・と、突然敬語 笑)に尽きます、感想は。

というのはあまりに乱暴ですか 笑?

この二人の歌は、観に来ている私のようなミーハーな客をそこそこ満足させるには十分で、おおお~っ!と思わせるほどの歌唱ではないけれど、ぶち壊すほどの酷さでもないので、その他のみなさんの上手さのおかげでいいバランスを保っていたんじゃないかな~と。

とはいえ、歌よりセリフ主体ですすむ作品は私には敷居が高く、いくらストーリーを理解してたって、存在感があったって、想像力を働かせてみると言ったって大感激には至りません。共感できるような話でもないし。

それと、キャサリーン・ゼタジョーンズは、もともとアクション系で無口なイメージなんで、そういう役のほうがいいんじゃないのー? セリフいっぱいは・・・苦笑。

でも別に定価払って損したとは思ってないので、これはこれでよかったんです♪
私のミーハー心は満たされましたから♪

category: 2009/2010

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