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人のふり見てわがふり直せ。  

GWの準備をちょいちょい始めながら、今回は何事もなく堪能できますように~と願いを込めて、今年の元旦、METで起こった事件のことを。

その日私の持っていた席は、オーケストラセンターブロックG列の通路から4番目。
ウキウキとそこに向かうと、その列では二人の女性が立ち話をしていました。1,2,3,4と数えて自分の番号を確認するとそこにはすでに荷物が置いてあり、どうやらその二人の女性のものの様子。年のころは60代。ま~ひとつふたつ席の位置を間違えるなんてよくあることなので(まだ誰もいなかったし)、「すみませんが私の席は●番なのですが・・」とチケットを見せてみると、一人の女性がとても怖い顔で「あら、ここ!?」ブツブツ・・・といいながら、渋々と荷物を移動。なんで怖い顔??なんでブツブツ?

移動したのは一人分だけ、並んで置いてあった荷物のもうひとつはそのままです。
おしゃべりをしていたその二人の女性は友人同士のよう。あれ?ってことは私の席はこのふたりの間ってこと??
どちらかに二人ともずれるのかと思いきや・・。
またこういっちゃーなんですが、ブツブツ言っていたマダムは終始とても怖い顔でおしゃべりをしていたので、嫌~な予感。
確か私がチケットをとる時には、その列は1席だけ残っていた記憶があるので、この二人のほうが先にチケットを持っていたと思われます。
で、友人同士なら割り込むのもイヤだし、何かの手違いでこうなっちゃったかもしれないので、「あの~もしよければ席かわりましょうか?どちらでも構いませんが・・」と恐る恐る話しかけてみたら、またも怖い顔のマダムが怖い顔で、「いえ、結構(ピシャリ!)」・・涙。

じゃーいいです。とおしゃべりを続けているふたりの間に割って入り覚悟をきめて座りました。
頭越しに、私の顔の前に怖い顔のほうのマダムが身を乗り出して身振り手振りおしゃべりを続けているのに耐えながら(始まれば静かになるだろーし)プレイビルに目を通しているうちに開演が近づいてきました。
左隣に怖い顔のマダム、私、右となりにその友人の普通のマダム、その右通路までの2席は空席のままです。
このマダムたち、怖いだけじゃなく香水も強烈。欧米人の香水はある意味迷惑行為だよな~~。鼻が痛いよ(涙)。
しかし、ベラベラベラよくしゃべるな~、人を通り越して・・(イライラ)。このふたりイタリア人。

客電が落ちたところで、ずーーとおしゃべりしていたマダムは突然まわりのおしゃべりをしている人たちに向かって、しーーーーーーーっ、静かにして!といい始めました!へっ??
ま、もう始まるからね。どうやらまともに見られそう。それにしてもなんだかなー。

指揮者が登場して客席に向かってあいさつをしたあと、くるりと背を向けたところで、あいていた通路側2席に若そうな男性二人組が走りこんできました。滑り込みセーフ。間に合ってよかったね~。
と、すぐに音楽が始まります。この男性二人もほっとして着ていたコートをささっと無造作に脱ぎ、呼吸を整え・・・、ているところに、怖マダムが私の顔の前に頭を突き出して、このふたりに向かって「しーーーっ」と口に手を当てて静かにするよう注意。ちょ、ちょっと、突然視界を遮るなー(怒)。

始まってしばらくは、この男子二人組が呼吸を整えたり、体を動かしたりするのがとても気になるらしく、いちいち左から注意が、さらには、その他前後の人たちもちょっと咳をしたり、隣の人とコソコソとしゃべったりすると、いちいち「しーっ」と。相当神経質な様子。ってか、あんたがウザイ。
こちらの人たちは、オペラでも見ている最中にコメディで笑えると声を出して笑ったり、お~っなんて反応したりするので、それも気になるらしく、そのこともくるっと振り向いて注意したり。
・・・
ま、それでもこのウザイ感じにもだいぶ慣れ、何より舞台そのものがとても素晴らしかったので、だんだん集中してみられるようになって盛り上がったところで1幕終了。
面白いよ~!!と感激しながら休憩。

さて、そろそろ2幕が始まる。相変わらずイタリア婦人たちはおしゃべりし続け。
もう仕方なくまたも間に入って、自分の席に座ってじっとしていると、ギリギリ飛び込んできた通路側の男性二人がニコヤカに戻ってきて、私を含めマダム達に向かって、「さっきはうるさくしてスミマセンでした。10年ぶりにNYに来たから道に迷ってしまって・・。しかもなんだか風邪ひいたみたいで、ホントに申し訳ない」とお詫びを言い始めました。あれ~いいヤツじゃないか~笑。
ギリギリセーフだったのはいいとして、確かに少々うるさかったし、1幕後半は鼻ずるずるしてるか、寝てるかだったけどなかなかの青年たち、ヨシヨシ。

と、私と右となりのマダムは笑顔を返していたのだけど、左のコワマダムだけは、眉間にシワをよせ激しく怒り始めました。
お詫びなんかいいから・・静かにしなさい! と。
ひ~~~っ、のけぞる私。
ソーリーソーリーと謝る青年たちの姿に何故かさらにヒートアップ。私の顔の前に指を突き出して、時には私の体の前に体を投げ出して右となりのマダムをも通り越して、激しくFワード連発でワーワー。
なんでそんなに怒ってるの~。もう前後の人たちもその声にびっくりして振り返ります。そりゃそーだ。
あまりの剣幕に最初は申し訳なさそうに謝っていた青年たちも、キレ始め「謝ってるのになんでそんなに怒る?」「風邪ひいてて、道に迷ったのに・・」「うるさいとはなんだ!そっちのほうがFxxxだ!!」
「うるさい!だまれ!」←オバハン

あーあーあーあー 笑。

天下のMETですよ。しかも新年1日、オーケストラセンターG列で起こってることとは思えん 笑。

このやり取りの最中、私は椅子の背もたれにのけぞるようにすわり、騒ぐオバハンの向こうで様子を怪訝そうにながめる老夫婦やその他のみなさんと顔を見合せて困っちゃうわ~と肩をすくめ、バンバン拾うWifiでTwitterライブ 笑。

こういう時に、うるさい、邪魔だから黙れ!と私も言いたいところだけど、当然言えるわけもなく(汗)、というより途中から面白がってたし・・、日本語で、いい加減にしろよ~、うるさいよ~と笑顔でブツブツ(小心モノ)。

右となりのマダムにたしなめられてようやく怒るのをやめたオバハン。
とはいえ、まだおさまらず、前後の人たちに、あーでもない、こーでもない、アーダコーダ・・ブツブツ、とぶちまけ中。まったく。

やっと2幕が始まり、・・・・・・全幕終了。
終わった瞬間、私が感激してるのに人の前に腕出して友人の腕をつかみながらおしゃべり開始。だーかーら、、、。

もううざいので、ベチャベチャしゃべって通せんぼされてるのをむりやり振り払って二人を離し、おしゃべりしたけりゃどーぞ、と席を無理やり移動させ、私は通路よりに動きました。怖い顔のオバハンは驚いた様子で、「なによ、失礼な、ちっ」みたいな感じだったけれど、もう終わりなので、失礼なのはお前だよ!!とばかりきーっと冷たい視線を送っておきました♪

例の男性たちは、帰り際私に「いろいろ迷惑かけてごめんね。イヤな思いさせちゃったよね?楽しめたかなー?」と心配そうに声をかけてくれたので、「大丈夫!大感激したから」と笑顔で会話。
それより、楽しめた?と聞いてみたら、いや~体調がいまいちで、薬のせいで眠くなっちゃって・・・^^;っと。

そういいながら二人は仲良く手をつないで、Happy New Year~!と言い残して帰って行きました。

なんかすごい体験しちゃったな~。
最初こそ私もイラついていたけど、舞台そのものは素晴らしく良かったし、少々神経質にしてたけど、その分最中はきちんと観て聴いていた様子だったのでこれも貴重な体験かもと思えたからよかった。
ホテルまでの道すがら、気づいたら目の前にこのオバハンたちが!!
さりげなく追い越して、開いていたDELIに入ったらついてくるように入ってきた。んも~~だからーー笑。

bara1.jpg



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コメント

ありゃりゃ

それは、大変な思いをしていたんですねー

私も、1人最前列でジョセフのお芝居を観たときに
私の左右がお友達らしく、顔を前にだして中国語でおしゃべり。。。
私の年齢の半分にも行かない少女達だったので
まぁ、おしゃべりとまりませんっ

替わりました。笑

親戚がとってくれたど真ん中だったけど
喜んでくれたし、その後、とっても良くしてもらったので。。。


おばちゃんは、頑固でいけませんね

替わっても、うるささはそのまんまかもしれませんが。笑

yurico #z8Ev11P6 | URL
2010/04/13 01:02 | edit

>yuricoさん
やっぱり経験ありでしたか。でも若い子ならまだ、、ウルサイけど素直そう 笑。もーオバハンたら、席はかわってくれないわ、香水強烈だわ、ウルサイわ、ウザいわ、もーホントに手に終えません!
仲良く手を繋いで帰ったお兄さんたちには和ませてもらえたんですが 笑。

nana #91l6.5m2 | URL
2010/04/15 00:37 | edit

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