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An die Freude 練習記録~16  

集中練習3回目

朝の雨があがって生ぬるい~あたたかさ。
もう来週は本番!と思うとなんだかあっという間だし気持ちがアタフタしてくる。
カレンダーをみながら、年内やるべき仕事と来年早々の仕事のスケジュールを見直していたら、来週からの業務量が凄いことになりそうで考えただけで眩暈が・・笑。
大丈夫か、、というか、大丈夫にしちゃうんですけどね。しちゃうからこそこの気持ちと葛藤するわけです。

さて練習。
前半は今まで人数がそろわないからと後回しになっていた男性パートが中心です。
マエストロやミク先生の注意は特別なことではなく、同じことの繰り返しになってきました。

リズム、テンポ、ピッチ、発音、発声、みんなで、、、、

もう何度も言われ続けてわかっていることばかりのはずなのに、歌い始めると声を出すことに精いっぱいになってしまって全部吹っ飛んでしまう・・;

歌う⇒「もっと深い声で」⇒歌う⇒「ピッチが低いよ」⇒歌う⇒「ドイツ語ちゃんとしゃべって!」⇒歌う
⇒「音楽を感じて」⇒歌う⇒「まわりの声聞いて、ほかのパートの声を聴いて」⇒歌う・・・・

次々に重なる注意点がどんどん重くなっていって耐えられなくなる前に古いものから捨てられていく((^^ゞ)ので、1つ出来ると1つ忘れる、という具合になります。
全く余裕なし。は~。

気をつけていないわけじゃないし、人の声を聴いてないわけじゃない、一人でがんばってるつもりもないし、みんなで、、と思ってるんです、間違いなく。音痴だったり変な声で歌って足をひっぱらないようにしようと思うあまり、どんどん前のめりに・・。それがマエストロや先生にはわかっちゃうわけですね。

そんな時、マエストロもミク先生も

「合唱だし、責任は一緒に歌うプロがとるから、みんなは歌わないでニコニコ楽しくしてくれてたらいいんだから^^」
とか

「私が頑張って支えなきゃなんて必要は合唱だからなし。歌えないところ、キツイところは口パクでいいし、適当に休憩していいんだよ^^」
とか

「プロでもみんなで協力して得意なところ、苦手なところを分担する。全部をサボるわけでも歌わないわけでもないけどそうやって協力しています!」

なんて話をしてくれます。

こう言われると、ありがたい、そうだよね、、ふむふむという気持ちと、歌わなくていいよ、プロがいるからなんて言わないでよ~、歌いたくてここにいるのに、、(がっくり)という気持ちがごちゃ混ぜになります。

わかるようでわからない。そう思うけど思えない。

今日男性パートの練習を聴いていて、突然ストンと納得できる瞬間がありました。

人数が増えて、経験者も増えて元気になってきた男性陣のコーラスに、私は突然歌えなくなる時があります。ソプラノと一緒に歌う時も突然口が閉じて眉間にしわが寄っている時があります。
それはどんな時かなーと考えてみると、各個人が「がんばりすぎちゃっている時」だとわかりました。

素人の、歌が好きなだけで集まってる年齢バラバラの集団ですから、いろんな人がいます。歌える人も歌えない人も・・・初心者の私が聴いても肩こっちゃうような・・・ごにょごにょ^^;。

でも誰ひとりとして手を抜いてないし、私の歌を聞いて!!(という人はもしかしたらいるかも・・笑)というよりキレイにうまく歌いたいと一生懸命なんです。音程やリズムの間違いに気づく人も気付けない人もいろいろ。そういう人たちの集まりですから、それぞれが自分の課題や自分の思いが一番になってしまうと、合唱じゃなくてソロの集合体に変身。
合唱じゃなくて成年の主張のような、、笑、そんな風になっていると、50人いたら50通りの声と気持ちが聞こえてきて、さらには個性の強い人は強力に聞こえてくる。
そうなると、私は黙っちゃう。

他のパート練習を聴いていて、ダメ出しをされる部分はよくわかります。そして「あ、いい、キレイだな」と思うときはマエストロもミク先生も「いいね~、素晴らしい!」と褒めてくれます。
それは「50人の声が1つの声になったとき」。
そこに個はないのです。

そっか。これだ。

それぞれに課題はあるけれど、合わせよう、聴こうと思えば自然に力が抜けてくる。ちゃんと歌おう、正しく頑張ろうと思うと力が入ってコーラスじゃなくなる。
そういえば、オーケストラでも同じことが言えますね。よくソリスト向けの人とアンサンブル向けの人がいると言われるけど、個人の性格の問題もあるかもしれないけど、この「協調」するってことができるかできないか。自分の個を潜められるか・・。うまいオーケストラは何人もいる弦楽器でも音がキレイに1つに聴こえますから・・。
そういうことか。

このことを伝えたくて、言葉を変え、表現を変え
「リラックスして、肩の力を抜いて歌って」
「もっと軽い声で遠くに響かせて」
「みんなで心をひとつにして、声を合わせて」
「一緒に歌おう~♪」
「歌えないところは頑張らないで^^」
「プロに寄り添って」
「歌わなくてもいいから^^」
こう言っているのだな、と理解しました。

本気で歌うな、と言ってるわけじゃない(当たり前 (笑))。
合唱の楽しさは、みんなで声を合わせて歌うこと。ハーモニーを楽しむもの。自分の歌を聴いて~~という場ではないので、より他人との協調、音楽との協調が何より大事。
もちろん正しいリズムでとかピッチでは大事に決まってるけど、それ以上に大事なのは人と一緒に歌うことを意識することなんだな~と。わかっているはずなのに、ついつい力がはいっちゃうど素人の私・・。
マエストロもミク先生も、そんな楽しさを多くの人に知ってほしいと思ってるし、ニコニコ楽しく歌ってほしいと心底思っているように感じます。

そう思えて、後半歌ってみたらほかのパートの声がよく聞こえてきます。
あ、いいな~、一緒に歌えてるな~と思える時が少しだけどありました♪ スッキリ。

先生のダメ出しは当然のことながら個人に対してではなく、真面目な素人集団が陥りやすい「がんばりすぎ」なことに向けられているんだな。なんの制限もなく初心者OKで受け入れてくれるのに、結構高い金額とるコンサートなので、マエストロが厳しいのは当然。だからこそ余計に・・。

音楽とは音を楽しむもの。がんばるものじゃないのだ。しかも第九は「歓喜」。

真面目な日本人気質が「リラックス(適当ではなく)」、これが一番難しいんですよね^^;。

2時間半。
休憩1回きりの集中練習は、歌っている時間以上に収穫が多くて、どーっと疲れました (笑)。
最後にクールなK先生と少しだけおしゃべりして、ちょっとだけじわーん♪。

あと3回。

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