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An die Freude ~終わりました!  

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終演後着替え終わって帰る時ステージをみたらヒナ段を解体していました。
これで終了、9月から全19回の練習とゲネプロ1回、本番1回が無事に終わりました。
とってもとっても感慨深い気持ちでしばし眺めていました。
涙で画像も滲んでます(笑、違います!単なる手ぶれ^^;)

全然緊張はなくて、とにかく楽しみで楽しみで、遠足前の子供みたいにヘンなアドレナリンが前日夜から大沸騰!
初めて立ったステージで、客席をみて、キレイだな~大きいな~とさらにテンションがあがり、声を出してみて自分の声が全然聴こえなくてプチパニックになったり。
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オーケストラとの初めてゲネプロでオーケストラの演奏を聴いて、コントラバスやチェロの低音が耳だけじゃなく音の振動が床に伝わり足元から響いてきて、頭と耳と足から全身に響き渡って震えてきました。ヴィオラの音、ファゴット、ピッコロ、ヴァイオリンなんてきれいな音なんだろう・・・なんていい曲なんだろう・・これだけでこめかみが痛くなってきて口から上がブルブル震えてきて歌おうと思っても口が開きません。そして目がじわーっと充血してくるのがわかりました。なんとか歌おうと思ったものの全身に感動が広がっちゃったら無理。もう諦めて本番ちゃんと歌うためにここはひとしきり自分のために思いっきり感動の場にすることにしました。口をパクパクするのが精いっぱい、声はだせなかったけど、涙はいっぱい流しました。
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嬉しくてうれしくて、ベルリンの壁が崩壊したときの映像の後ろで流れていた第九、そのベルリンの統一記念コンサートでバーンスタインが指揮をしていたあの演奏、その時の衝撃が統一前のベルリンに私を行かせた。
統一10年近くたったあと、ベルリンで聴いた第九。
もう全部の映像と気持ちが一気に甦ってきました。自分の感動はここで終了。本番は来てくれた人に向けてしっかり歌おう!

本番。
全然緊張していなかったのに、合唱団のトップバッターで入場することが決まった瞬間に緊張が走りました。こんな緊張したくなかったけど、、第二楽章を袖で聴きながらストレッチ、「いくよ!」というミク先生の合図で扉が開き入場です。転ばないように、早く歩き過ぎないように気をつけながら最高段まで登って歩き始めたら、下手前方にいた友人たちが一斉に身を乗り出して手をブルンブルン振ってくれている姿が見えました。ニコニコしているみんなの顔をみたらまたこめかみがぎゅーーと締め付けられる。涙がじわん。
正面を向いたら両親の姿が目に飛び込んできました。深呼吸。

寝くなるかもな~どうやって3楽章過ごそうか、と思っていたのに、始まってみたらあまりに美しい音楽にひたすら感動しました。今までこんなに素敵な楽章だったとは感じたことなかった。客席は2F後方までほぼぎっしり。友人たちもどこにだれが座っているか全員確認!さあ、いよいよ、、4楽章。
ゲネプロでひとしきり感動してるのに、それより何倍も素晴らしい演奏にまた聴きほれる。ソリストの歌が始まり、、自分の番。。厳しかったマエストロがニコニコしています。
時々OKサインを出してくれたり、一緒に歌ってくれたり。途中何度かぐぐっときて歌えなくなりそうになったけど、一生懸命口をあける努力をして声を出します。マエストロは練習中ツボにはまって笑いが止まらなくなったときと同じ表情をしてくれて私の興奮を冷ましてくれました 笑。バスとソプラノのとってもきれいな声に感動して、客席を観て、音楽を聴いて・・・ようやくニコニコと笑顔になれたのは最後になってから。
あ、もうこれで終わりだ・・終わっちゃう、そのフレーズが聴こえてきて最後の歌を歌い終わったら涙より、心がとっても歓びと幸せで満ちあふれていることを感じました。
拍手とみんなの笑顔。私も笑ってるんだか、泣いてるんだか、、よくわからなくなったけど、ホントに嬉しくてそして終わっちゃった淋しさが一気に押し寄せてきました。
歌詞の意味なんて考える余裕はゼロだったし、思いを伝えようなんてこともすっかり忘れていたけど、「歓びの歌」ということだけは本気で伝わったかなとちょっとだけ。
入場が1番なら退場は1番最後。みんなにちょっとだけ手をふって舞台をおりました。

袖にいた(本番は一緒に歌っていました)ミク先生が「お疲れ!」と声をかけてくれてがっちり握手。K先生とも握手。

片づけを終えてほぼ最後の人となって楽屋をあとにし、関係者入口から外に出ると、聴きに来てくれた友人たちの顔が!ぐわ~~ん、じわ~~ん(でも、泣かないっ、けど潤んだ 笑)

打ち上げでマエストロと話をしたら「いい合唱でしたよ、また一緒にやりましょう!」と言って下さいました。
ミク先生は「本番は気持ちがいいだろう~♪」とニコニコ。ピアノを弾いてくれてた男子女子ともおしゃべり、一緒に歌ったみなさんにもごあいさつ。
すっかり落ち着いたらノドがカラカラだったことに気づき、普段全然ビールは飲まないのに、かけつけ3杯一気飲み 笑。ものすごーーーーく美味しいビールだった!
これでホントに終了。
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また来年ね、社交辞令のように挨拶をかわしながら、ちゃんと笑顔で全部歌えるようになるまで参加してみようかなと思い始めた私。
先生、また教えてくれますか?

ほとんど勢いで決めたけど、参加してよかった!
一緒に参加して歌ってくれたFさん、Sさんありがとう♪
年末忙しい中時間をやりくりしてきてくれたみなさん、ホントにありがとう。嬉しかったです。
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■第九と皇帝
 ~ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第5番変ホ長調 「皇帝」作品73
 ~ベートーヴェン 交響曲 第9番 二短調「合唱付」作品125
 指揮:熊谷弘 グレイトアーティスツ イン ジャパン
 ピアノ:石川 恵梨
 ソプラノ:日下部祐子 アルト:岩森美里 テノール:中鉢聡 バス:有川文雄
 合唱:東京混声合唱団 / 第九を歌う会
■2010年12月22日(水) 東京国際フォーラム ホールA
 

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category: 音楽

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コメント

おつかれさまでした~。
長い長い1日だったみたいですが、あの充実した顔であえてジーンとしちゃいました。
第4楽章の低弦の音の伝わりは、席からはフツーに聞こえるものでしたけど、でもあの迫力はすごかった! マエストロの演奏は緩急しっかりされている演奏で、しかも第3楽章はステキで、すごくステキな第九でした。今度は第2指揮者がいないような席で、応援したいです!
ヒザ痛がはやく治りますように。お大事に~。

ともりん #- | URL
2010/12/26 18:21 | edit

>ともりんさん
長いな~と思ったけど、終わってしまえばあっという間。練習に参加した9月はまだ暑くてね、、なんて 笑。
そういえば終わった後3人で、「長かったけど・・あっという間」とオリンピックのあとに(浅田)真央ちゃんが泣きながら言ってた言葉に「うんうん、よくわかるね~」とずーずーしくもじんわりしながら感じ入っていました♪
最初にみんなの顔が見えた時、ホントに嬉しかったな~。その近くにまさか第二指揮者がいたとは、、それに気づいたら笑っちゃってかも。
いわゆるP席とも違うし、前方の客席とも違う舞台上ならではの音の響き方はあそこにいないと感じられないので、ぜひともりんさんも一度は体験してみてね♪
ヒザはすっかりよくなりました~。ホントにありがとね♪

nana #- | URL
2010/12/26 23:19 | edit

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