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Millburnでレ・ミゼラブル  

初演から25年の年月を経て、当時から続いていた世界各国共通のオリジナル演出(といってもマイナーチェンジは何回かあり)にいったん区切りをつけて、これから上演する場合には新たな作品に生まれ変わる、というニュースがありました。ロンドンではすでに昨年から、日本では来年以降だそうです(今年帝劇で上演するレミはオリジナル演出最終回と大宣伝中 笑)。

今回NY行きを決めた時には日程が合わないな~と思っていたレミのニュープロダクション版ですが、どうやら延長されたようで、12月30日までNJ州ミルバーンで観られることを知りました。(アメリカツアー版らしい)
ということは、見に行かないとね~~!!
Broadwayでは今やっていないので、わざわざ、という感じもするのですが、このミルバーンにある劇場はマンハッタンからも行きやすく、なかなかツウな作品が多いようでミューオタのみなさんには有名が劇場です。
検索すれば情報も比較的出てくるのですが、親切な友人たちが行き方、駅の様子、劇場付近の様子など写真付きで解説してくれてもう何の心配もなく行ける状態となりました♪
心配なのは、ブリザード後の電車の様子・・。
地上を走る電車やバスは軒並みアラート発令中で心配したのですが、PennStationに行ってみればすべてOn Timeの表示。ほっ。
自販機で往復16ドルのチケットを購入してPennから乗り換えなしでいけるNJ TranjitでMillburnを目指しました。

あーブレブレだー笑。
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日本と違って乗る前に改札ないので、電車に乗ると車掌がチケットチェックに来て、座席に挟みます(降りるころに回収される)
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おだやかな冬の遠足。車窓から見えたもの。
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駅は段差の全くない無人駅。
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オール2階建てのこんな電車でした。
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駅には劇場までの道順ボードが!
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進行方向に向かってそのまま歩くとこんな階段があるので、降りてそのまままっすぐ歩きます。
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分かれ道にきたら右折。この道を歩けば劇場につきます。
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地元の人が多いので、家族で車という人のために一応通路は雪かき完了。。かな?
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雪道じゃなければ徒歩10分もかからない場所です。
劇場内は本当に地元率高し!ミュージカル好きな家族から、親に無理やり連れてこられた風女子やら・・笑。
そんなほのぼのした雰囲気もいいですね~。日本人のミューオタさんも1組は見ました 笑。
さて、早速どう変わったかをうる覚えながらレポート!
※※ネタバレあります!※※


・・と思ったのですが、メモが読めない!(苦笑)。

*見終わった第一印象は「これはこれであり だな」。大きな流れは変わっていないので、前の演出、というか衣装やセットの変化というほうが正しいかな? 一番の変化は「まわり盆」がないこと。でも私としては猛烈に違和感を感じるようなところはなし。むしろ以前プラハでみた演出のほうが凄まじかったんで、それとの中間みたいな印象。プラハでいいなーと思ったのと似たような場面もあったし♪。

*緞帳にモノクロの絵とユーゴのサインが。
*●●年ツーロン みたいなのは全部なくなった。
*背景に映像が流れる。パリの街並みとか下水道とか。ただの「絵」もある。そうショボクはないので動きが感じられてわりと良い。
*工場内ではちゃんと工場らしく作業をしています。
*名物「まわる盆」はなし。常に舞台の両脇に建物らしきものが存在します。オープニングではここが監視塔のようになっていて働く囚人たちをここから睨みつけてる人がいた。
*囚人たちは農作業ではなく、カヌーをこぐような動きw。何をしているのでしょう?
*バリケードは小さい!(が、プラハの天井からちんまり降りてくるのよりはだいぶ大きい 笑)。
*アンジョルラスやガブローシュの最後は、今までみたいにドラマティックではないけど、悲惨さが伝わるなーと思う。(荷車に無造作に積まれてる・・)
*カルーセルでは女性陣がろうそくをもって登場し、舞台上に置いて行く。カフェソングに登場した学生たちがそれを消していくみたいになっていた(はず)。これはプラハに近し。一番プラハ版で好きだったところ。
*ファンティーヌの病院ベッドは下手に。寝たまま歌いきって腹筋で突然起きたと思ったら突然死・・・^^;

(キャスト)
*バルジャンが小さくて、ジャベールが無駄にでかくて緩んでる^^;、エポニーヌが黒人で元気いっぱい、アンジョルラスはこれ以上ないくらい偽善的で俺様、だれもリーダーと認めないよ、あんた、みたいな人 笑。あとは記憶なし 笑。
*もうもう辟易するくらい独りよがりのバズーカ法の人ばかりで、眠くなった 笑。
タイトルロールはもちろん(しいて言えばバルジャンの高音が弱いか・・)アンサンブルに到るまで、どうしてそんなに自己主張が激しいかなーというようなタイプばかりで、一応演劇なんですけど・・、人とのつながりや感情の動きはまるで無視。そりゃ~確かにすばらしくデカい声でわーわー歌ってたけど、そういうのは個人のコンサートだけにしていただきたい!!

こういうのを好む観客たちだったようで、いちいち盛大な拍手喝采を送っていたけれど、あまりに展開無視の歌いっぷりにソロを朗々と歌い始めると睡魔に襲われる始末^^;。いくらでかい声で歌えてもまるで悪夢のようで拍手する気も失せました。話が展開しているときは演出の違いやら人の動きやらを興味深くみてたけど、私ってわかりやすい性格だわ~。
とにかくtoo much 。そういえばプラハで2回目にみた時も「誰が一番歌が上手いでショー」のようで辛くなったことを思い出しまた。

*最近の傾向なのか?オペラもそんな風潮のようだけど、ストーリーや展開にわりと忠実にセットや動きを作ろうとしているようで、説明過多な感じも。初めて、何の予習もなく観に来た人にもわかりやすくなったとは思うけど、逆にいうと、観ている人がわからないなりに想像して考える、感じて楽しむ余白部分が少なくなったのかなーと。
観る人に委ねる部分が少なくなったってことは・・そんだけターゲット層の理解力や楽しみ方を小さく見てるってことかな~? 数学や科学じゃないんだから、そんなに脚本や演出家の意向のすべてを隅々まで、100%理解させなくてもいいんじゃな~と思うのです。特に私の場合、エンタメには「よくわからないけど、何かものすごく感じるものがあって感動した」とか「意味はわからなかったけど涙が自然に溢れてきた」というようなものを求めるタイプなので、本来はこういうことを意図していますとか、ここはこうなんです!って説明してくれなくても別に構わないんです。
うまくない歌を聴かされるのは激しく苦痛だけど、演じる人たちの感情が伝わらない単なる上手いでショーも同じように苦痛。そのへんはバランスなのかな。
感じ方は自由で、答えを欲しい人もいると思うけど、想像できる自由な部分が多いほうが人それぞれの楽しみ方があって、それこそがエンタメの最たる楽しみだと思うんだけどなぁ。少数派ですかね??

■Papermill Playhouse


昨年ひっじょーに限られた劇場でのみ上映され絶賛されたコンサートがだいぶ拡大されてただいま上映中です。
是非大画面で♪
レ・ミゼラブル25周年記念コンサート イン ロンドン(1/15-1/21)
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category: 舞台

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コメント

待ってました~!

ふむふむ。
春は春で帝劇行脚をしてしまう私ですが
(旧演出に愛着があるというより、
そこでレミが上演されているから観る!って感じでw)、
新演出も楽しみやなあ。いつ観ることができるかしらん。

で、余白。わかりますわかります。
なんでもかんでも
「あれはこういう見方が正しい」みたいに
正解を求めるような気持ちはことエンタメを楽しむ上では
勿体無い姿勢かもしれないな~と思う今日この頃。
年齢やそのときの人生の状況で見えてくることの違いも
余白ならではですもんねー。

って、長々とすいませんっ。
ともあれ、詳しいレポうれしいです~。ありがとうございました!

aya #fdGsTRjY | URL
2011/01/20 08:50 | edit

Re: 待ってました~!

>ayaさん
お待たせしました~!それなのに大した内容じゃなくてスミマセン^^;。
演出やら俳優も気になるけど「そこで上演しているから見る!」ってのがすごーくよくわかります。ふむふむ。
旅先で言葉がわからなくても「レミ」を上演してると聞くと、みなきゃ!という気になるんですよね~。

それに、見るときの状況や心境、歳とともに感じ方が変わったり好みが変わるんですよね~。
成長のあかしなのか、もしや後退か・・笑。そんなのも面白いなーと思うのです私も。だからエンタメはやめられん!となりますです 笑。

nana #- | URL
2011/01/21 22:18 | edit

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