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わがままでも気まぐれでも  



Mihai Bogdan(クリックするとブログに飛ぶはず)
今回の彼ボグダン君(ボクタン♪という雰囲気だからちょうどいい(笑))のブログには、コンサート以外の写真なども載っていました。3人で仲良く鎌倉観光したりして・・。なにより^^。

オペラ歌手のコンサート、というのもなんとなく想像する内容があるけれど、○○でなければいけない!なんてものがあるわけじゃなく、その人なりの考えと個性で構成すればよいので、たとえば有名オペラアリアのオンパレードでもよし、歌曲オンリーでもよし、ポップスやロックを交えてもよし、、なんだと思います。

そういう意味では、今回のアンジェラ・ゲオルギューのコンサートは彼女の気さくで気まぐれで女王然とした雰囲気にぴたりとあった楽しいものでした。
オペラ歌手も美人でなければ!の流れを作ったであろう人で、46歳の誕生日を迎えた今もまだ体型を維持し、お肌、黒髪のお手入れもし、メイク、洋服、バッグ、靴、アクセサリーに至るまでTPOに合わせて見繕う心遣いには、職業がなんであれ、同世代の女性としては見習わなければ!と思わせるものがある!

さて、肝心のコンサートですが、多くの人が想像するオペラ歌手のコンサートとは少し違う、こんな若づくり(失礼)な足出しドレスで登場し、登場するなり大きく手を振ったり投げキッスをしたりとサービス満点。特にステージ横の人たちには特に毎回毎回ぶるんぶるんと派手に手を振っていました。本当ににこやかで初回にくらべて人が多かったのも嬉しかったのかなぁ。

衣装も目に鮮やかで男性へのサービスもたっぷり♪
1部はスカイブルーのひざ丈ドレスにウェブヘア、キラキラのパンプス(動画のもの)、2部の最初は肩だけ開いた黒の長そでにカーキーっぽいシフォンのフレアひざ丈ドレスで左胸にスカートと同じ素材の大きな花のコサージュ、ストレートヘアでパンプスには黒のリボンが、2部後半は赤に近いオレンジのホルダーネックでまるで水着のような胸元(もうこぼれちゃいそうでドキドキ 笑)のひざ丈ドレスでウエストと裾にゴールドのスパンコールに赤いリボンつきのパンプス・・と共演者が若いボクちゃんに合わせたかのような衣装でした。

また、動画のとおり譜面台を横に置いていましたが、何曲が新しいレパートリーはカンニングしながらで、私は個人のリサイタルで譜面見て歌う人にはなんですが、カンニングの仕方も、なんというか大振りの身振り手振りのふりの一種のような雰囲気すら漂わせ、「私がやってることにイチイチ文句言わないでよね!」なんて声が聞こえてきそう^^;。声はすこぶる調子がよさそうだったけど、ビヨーンビヨーンと音の長さは気分に任せて超適当。これがコンサートじゃなければ戦犯ものです、が、今日はいいです。
全体の雰囲気が渾身のグルベローヴァとは対極にあるカジュアルなものだったので、聴く方も、テクニックがどうとか、声がどうとかを真面目に書くのが馬鹿らしくなるくらい 笑。そういうコンサートもあっていいでしょう。カジュアルに聴けばいいんですね~姐さんw。

慣れ親しんだ曲はもちろん暗譜で、さらに本当に笑っちゃうくらいの大仰さ 笑。そして歌舞伎でいう、「見得を切る」ようなポーズ(歌の最後に両手を広げて顎を前に突き出し顔を上45度にあげておけと同時に声を切る)も見事に決まり、歌いっぷりと合わせて(こういうのは好みが大きく分かれるところですが)、ああ、この人、やっぱりスターだわ~と実感。

全体の選曲が負担の少ない軽めのものが多かったのも功を奏したか耳に優しくて、これまで持っていたちりめんビブラートの揺れや神経質で窮屈そうな感じもほとんどなし。声は細いけれど少し影があって暗めの声が心地よくて、これほどの声をまだ持っているのに、私はなぜコンサートを聞いているのだ!?オペラが見たいのよ、聞きたいのよ。つくづく去年のROHのキャンセルが悔しい・・、。シュリュバン(ケルビーノ)、ルサルカなんてホントに良かった・・。曲や音域によっては声量が足りずオケに負ける部分もあるけれど、まだまだ十分歌えてるしーー。

相手に選ばれたボクちゃんは、同郷の若者でソロではロッシーニを2曲を歌っていましたが、驚きのテクニック。ロッシーニをこれほど正確にきちんと歌えるんだ!!しかし甘い声だけど、すこしもったり重い、前に響かず身体に入ってしまうのがとても残念。声量もまだちょっと足りないからアンジェラ姐さんにTKO負けって感じなんですが、清教徒の高音もビシっとでるんだから頑張ってよね!!
アンジェラさんはこういうイケメンテノールを探してきて売り出すのが非常にうまいので(ああみえて面倒見がいいんだろうな)これから注目してみましょう。

日本人にだけでなく、世界中のオペラファンにも名高い気まぐれキャンセル魔の彼女なので、いつ、どこで、どんな役でキャスティングされていても本当に聴けるかは当日登場してみないことには確定しない、、という困った人なんですが、まだ声のあるうちに全幕ものでぜひ観たいものです。ムリかな~。

ご機嫌の良かったこの日は終演後、同郷三人組(指揮者・ボクちゃんともにルーマニア出身)揃ってサイン会がありました。当初は姐さんだけの予定でしたが、「あんたたちも一緒にやるのよ!」と引きずれた様子 笑。慌てたスタッフは、並んでいるみんなに「急きょ3人ともサインしてくれますが、皆さんおそらくゲオルギューさんのCDしかおもちじゃないと思いますので、ほかの二人はプログラムにしてもらうなど・・失礼のないように(ここでみんな大爆笑)個々に工夫をなさってください!!」と説明。
プログラムって紙一枚のペラペラよ・・そっちのほうが失礼なんじゃ 笑 でも心中お察しします。

でもご本人は思わず 「ハロ~、アンジェラ~♪」と声をかけたくなる気さくな雰囲気。もちろんそう声かけて、とってもゴージャスだわと言ったら満面の笑みで右手を自ら差しだしてくれて、サンキューサンキュウー~~とにっこり握手。
機嫌のいい時はいい人なのです! 

1. ヴェルディ: 歌劇「ナブッコ」より序曲
2. グルック: 歌劇「パリとヘレン」より  "ああ私の優し情熱が"(アンジェラ)
3. ヴェルディ: 歌劇「椿姫」より "パリを離れて" (アンジェラ&ボグダン)
4. ロッシーニ: 歌劇「セビリアの理髪師」より  "ご覧、空しらみ"(ボグダン)
5. ヴェルディ: 歌劇「運命の力」より 序曲
6. スポンティーニ: 歌劇「ヴェスタの巫女」より  "ああ、不幸な人々を守護する女神" (アンジェラ)
7. ベッリーニ: 歌劇「清教徒」より  "さあ、おいでこの腕の中に"(アンジェラ&ボグダン)

休憩

8. ドヴォルザーク: 謝肉祭 序曲
9. マスネ: 歌劇「シュリュバン(ケルビーノ)」より "来たれ愛よ" (アンジェラ)
10. ヴェルザーク: 歌劇「ルサルカ」より"月に寄せる歌" (アンジェラ)
11. ロッシーニ: 歌劇「ブルゴーニュノアデライーデ」より "叫べ、おお、自然よ"(ボグダン)
12. ヴェルディ/ヨハン・シュトラウス編: 仮面武道会カドリーユ
13. プッチーニ: 歌劇「ジャンニスキッキ」より "私のお父さん" (アンジェラ)
14. ドリーブ: 歌劇「ラクメより」 ”貴方が知らなかったのよ、
          それは青春の神なのだ" (アンジェラ&ボグダン)

アンコール
レクオーナ: シボネイ
ララ: グラナダ
ヴェルディ: 歌劇「椿姫」より 乾杯の歌”さあ、飲みあかそう"
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■10月16日(日)14:30~
■サントリーホール
■A席 1F-15列(直前75%引きセールで買ったけど席種的にはS席だよね、らっき~♪?)
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