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Metropolitan Opera [Enchaned Island] 世界初演の初日  

大晦日は世界初演の初日。
オープニングほど華やかではないけれど、それでも着飾った紳士淑女が集まってきます。初めてこの日の会場に足を踏み入れた時は、うひゃっ(*_*)、、とドレスアップしている老若男女の姿に自分を重ね合わせてお尻がもぞもぞするような感覚になったのを思い出します^^。
金持ちの道楽、なのかもしれませんが、個人的には金持ちというのは金持ちなりの努力と社会貢献をしている人が多いと思っているので(違う人ももちろんいるけど・・)別にそれはそれでいいと思っています。
私は・・・1年頑張ったご褒美にこの日を楽しみにしていました。演目よりその場にいることが・・^^。3回目になるので雰囲気もわかり心の余裕もでてきました。
日本にいるとおしゃれをする、ということに限界があり、またフォーマルにおしゃれのできる機会がそもそもありません。
結婚式か、結婚式か、結婚式くらいしか(^^ゞ。
もうこの年になると結婚式に呼ばれることもなくなるので、ますますフォーマルな格好するチャンスがない(-.-)。
しかし独身女としては今ぐらいの年齢のほうが気持ちに少し余裕ができおしゃれしたくなるのです。

そんなわけでチャンス!。
今回はものすごく久しぶりにフルレングスのドレス(というかワンピース(笑))を新調しました。といっても不景気の折、身の丈にあったチョイスで、円高還元!海外通販で送料込100ドル以下!というCKのドレスにしてみました♪。
通販って特に海外ものだと試着ができないのでサイズ問題があるのですが、今回はわりと着なれたブランドだったことと、かなり細かくサイズ表示がしてあったので、インチメジャーを使って自分を採寸できたおかげで、届いたものはもう私のために作ってくれたの~ぉ??というくらいぴったりサイズ。もうステキ~~~★ 素材も軽くてスーツケースにくちゃっといれてもしわにならない(笑)。なんてリーズナブル。
そしてこの程度でおしゃれをした!と盛り上がれる単細胞なワタクシ・・。

問題は寒さ。雪や雨が降ったらフルレンって困ると思ったのですが、寒さに関しては肩だしドレスではありますが、ちゃんとヒートテックキャミが着られるし、フルレンのおかげでヒートテックタイツも履ける♪ 腹巻もできる~(笑)!
足元は見えないからブーツにしようかな、なんて思っていたのですが、忘年会の時におしゃれなyさんから、絶対に素足に指の見えるパンプスで!ちゃんとペディキュアもしてね、の指令があったので悩みつつも準備。
これまたSALEで買った華やかなシューズに同系色のペデュキュアをしていざ当日を迎えると、ほかほかと温かい一日です、よかった~。
素足でも全く問題ありませんでした。最もホテルからオペラハウスまでキャブでいったけどね(笑)。
IMG_1505.jpg

なんとなく照れるな、と思ったものの、ホテルのロビーにはシルバーのドレスとブラックのふんわりドレスのご婦人方。ああ、この方がもオペラだわ、と思ったら途端に開き直り(比べたら私なんぞはかなり地味 笑)ました。オペラハウスにつくとますます華やか。ワクワクします。

今日の席は奇跡的にとれたグランドティアフロント 最前列です。両隣は素敵なご夫婦。高そうなスーツにケープ・・あわわわ。思わず素敵なケープね、、と声をかけてしまいました。もう何年も使っているけどとっても気に入っているのよ、、と奥様。ああああ。

インターミッションに、どう?感想は・・と聞かれ、コメントが難しいです、と応えるのが精いっぱい。
実際そうなんです。舞台の感想じゃないことばかりずらずら書いていますが、確かに私にとって大イベントでそこに行くことが目的の一つになっていて、そういう意味では気分的に盛り上がって楽しんだのは事実ですが、肝心な舞台については非常にコメントしずらい。
世界初演の初日というオリジナル作品は予習のしようもなく(まあしたからといって理解できるとは限りませんが)。
とはいえ、こういう作品でもコクリともせず、ウトウトもせず見られるようになったと言うのは私にとってはものすごい成長(笑)。いろいろな部分に興味を持てるようになった証です。

感想を書こうにもすでに印象が薄れつつある上に文章にするのがとても難しいので、その時に思いつくまま書いたメモをそのまま記録!

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*誰が主役、誰がメインなのだろう?カーテンコールの最後に登場したのはディドナート、出番的にはダニエルズ、かデ・ニースか・・。
*カウンターテナーが2人、ダニエルズはストーリーテラーのような存在、もうひとりは一発勝負。初めて聴いたカウンターテナーの生声は不思議な感じで、ダニエルズはとても乾いて疲れた声に聴こえ、少々ふくよかさにも欠ける声だと思ったけれど、聴き続けていると味がある、歌への感情の込め方が上手いのかな?
若そうなもう一人コスタンゾは芯とツヤのある素晴らしい声で、カウンターテナーのイメージが変わりました!
*何故カウンターテナーが2人??バロックオペラだからか・・
*バロックオペラといいつつバロックの香りはゼロ。バロック音楽はかなり馴染みがありよく聞くけれどオペラは見たことなしだからかな。
*そもそもバロック音楽を現代楽器だけで、しかもMETのような大きな劇場でかつ近代的な作りのところで上演するのは何か無理があるような気がする


*英語力の問題もありストーリーを完全に理解できず。でも想像力でわかる程度の内容、というかストーリーはあってないようなもの(笑)。そのせいか小作品のつなぎ合わせのような、連続ドラマのキャッチアップみたいな感じがして、歌い終わって一瞬暗転して音が途切れる部分がCMのよう。間を作ることで集中力や緊張感を生みだす効果なのかな?でも私はなんか集中力が切れそうになってしまった。だから入り込めない気がした。
*そもそもバロック音楽に英語がどうなのよ?という根本的な疑問。語感がヘン。もっとも英語でもわからないものがイタリア語やドイツ語ならなおわからん私ですが。
*じゃ、わからなくても英語が聞き取れたのか、というと人による^^;。歌唱によるのだ。



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*ドミンゴの存在感ったら。貝の中に立っているネプチューンドミンゴはまるでビーナス誕生のよう(笑)。登場した瞬間に拍手と大歓声が上がった。この場面だけはとびきり豪華でセットもコーラスもいわゆるオペラらしく目に耳に幸せが。あまりのしっかりした声の響きにマイク仕込んでるの?と失礼なことを思ってしまうほど。全然バロックっぽい歌い方ではなかったけれど素晴らしかったです。また聴けて幸せ。

*音が多すぎて、歌をうまく処理できない人が多かった中、きちんと歌として成立させていた人はディドナート一人かも。テクニックと曲の雰囲気をうまく掴んで歌いこなせていた、という意味で。私は彼女のふわっとした声がとても好き。生で聴いて確信。

*楽しみにしていたピサローニ、最後まで顔がまったく見えないのがなんとももったいない。役としての存在感はそれなりにあるのに、思い出そうとしても声や雰囲気をあまり思い出せない。素敵に見えるけど無個性なのかなー。
*オペローザはネットで歌を聴いた時大丈夫かな?間に合うのかな?と思ったけど相当頑張った模様。日本にも来てくれたクレアもあの時の雰囲気とは全く違って素敵な女性に。

*デ・ニースの動きはチャーミングであり子供っぽい。演出とぴたりとはまった動きが最新鋭の技術と見事にマッチ。体中にいろいろな仕掛けを背負い大変そうだったなぁ。でも肝心な歌は音に追いかけられている感じで少しずつ微妙にずれていくのがもったいない。ブレスはヘンなところでするし。声はいいけど長く聞いているとトイレに行きたくなってしまう・・^^;、、ごめんね。

*バロック音楽というのは他の作品に比べて声質をかなり選ぶのかも知れない。透明感があり少し暗めの響きのある声がいいみたい。重くなく軽くなくドライでなく、かといってふんわり芯のないものもダメか。
*お金をかけたであろう衣装が重そうだし動きにくそうだし歌いにくそう。顔が全然見えなかったりで、オペラを観にきて、聴きに来てそれって何か違うんでは?

で、オリジナル作品ってきっとこういうものなんだろうな。そして当て書きのように歌手に合わせたものって人が変わると成立しなくなるので、これにて終了・・かな。



■Metropolitan Opera Enchaned Island
2011.12.31 18:30~21:15頃(インターミッション1回)

Conductor: William Christie
Ariel: Danielle de Niese
Miranda: Lisette Oropesa
Sycorax: Joyce DiDonato
Prospero: David Daniels
Ferdinand: Anthony Roth Costanzo
Neptune: Plácido Domingo
Caliban: Luca Pisaroni

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