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5/3 StaatOpera その1 セビリャの理髪師  

オペラ一本目はセヴィリャの理髪師です。

気楽に楽しめてハッピーエンドな作品ですが、昼間のアート三昧で激しく足腰疲れた上に目もショボショボ、、少し横にならないと、上演中に寝てしまいそう。でもその時間は30分くらいしかない、、うう。
取り敢えず目覚ましかけて横になった、、けど、目が覚めたら19時!
きゃっ、、、大変だ!大慌てで着替えて歯を磨いて顔直して、ヒールはいて出かけます。
こんな時今回のホテルのありがたさを感じます。バタバタと準備をするのは日常茶飯事なんで慣れてる、、と自慢にもならない(^_^;)けど、ホテルを出たのが18分。劇場に着いた20分。ふー余裕だ(笑)。

日本でいう2階2番のBOX席が今日の席です。
BOX席は稼働式の椅子なのである程度観やすさを調整できますが、前列以外は座ったままでは見えない席です。なので、オシャレ~なんてことでBOX席を買う方は絶対に一列目を選びましょう。
1.Rang Box2からはこんな風に見えます。半分見切れてるような写真ですけど、実際には端の端、下手端以外は見切れることはないので大丈夫!
IMG_1993_convert_20120513123800.jpg

私はこの辺りの席が案外好きでセンター1列目が取れない場合はだいたいこういう席を選びます。平土間の中央より後ろや端だと直線距離が舞台から遠いので、疎外感があったり、大きな人が前にいると背中、また頭ビューになってしまい見えない。
それなら上から見る方が近いし、視界が開けるからです。さらにこの辺りだと、舞台上だけでなく、オケピも覗けるし指揮者の様子もわかる、歌手の表情もよく見えます。もう少しセンターによったほうがそりゃいいですが、次点としては大変素晴らしい席です。
音響はホールによりますが割とダイレクトに届くので嫌いではありません、ただバランスよく聴こえるか?と言われると楽器の配置によってはやや微妙ではあります。

下の写真の中央部分、人がごちゃ~といるあたりがこの劇場の立見席です。演目に寄りますがこんな特等席で2ユーロ(~4ユーロくらい)で観れちゃう。今なら180円???ひ~~~~(*_*)。当日並んで、さらに上演中立っていられる元気な方はぜひ!
IMG_1992_convert_20120603125551.jpg

今回は、出発前にみていたMET版(フローレス、マッティ、ディドナート)が印象深いので、素晴らしかったと絶賛するのはキビシイかな。その上すでに記憶が・・・(^^ゞ。
セットや演出はオーソドックスなので安心して観ることが出来ます。舞台全体に二階建の家を縦割りにして、中央に螺旋階段があり、そこを上ったり下りたりしながら進みます。

フィガロ役はウイーンでは何年も同役を歌っているそうなので人気もあるし安定感もあって安心。ただ背が高いわけでも太ってるわけでもないので全体的にこじんまりしてしまってそんなに強い印象はなかったかな。
逆にロジーナは、、、、終始不安定でロッシーニ特有のコロコロコロだけでもう必死で精一杯。歌うことに神経が集中してしまうので、しばし演技が止まってしまいコメディの軽やかさとか連続性みたいなものが彼女が歌うと停止してしまうのが残念。リンドーロが、、、とても甘くて優しいいい声なんだけど、さえない田舎の坊ちゃん風。これはフローレスと比較するからこういう印象になるのだけど、今回のキャストとのバランスで言えばいいのかも。でも伯爵だよね、、と思うと、うーん(笑)。
ドンバジリオはなんだろう、お疲れ気味?コミカルな演技はいいけど音楽にあんまりついていけてない感じ。
ロッシーニって細かい♪が多くて男性も女性もまずはこの技巧を無意識に出来るようにならねば!なんで、そこが緩むと単にドタバタするばかりで急に品がなくなるような気がします。
技巧に気を取られると芝居が停止してしまうので面白くないし、、難しいんだろうな~。

要は普通。時々マイナス、時々プラス、、(苦笑)。

そうそう、この公演には、出産後復帰間近のガランチャが観に来ていました。二幕冒頭にドンバジリオが、突然、「エリーナガランチャが・・・・」と言うのでビックリして視線の先をみると、あらま、本当だ。後日ドンカルロスをみたオケピ真上のBOX席にガランチャの姿発見。出産後舞台復帰したばかりですが、美しいわ~?

よく聞き逃さなかったね、私(笑)
そういえば、ガランチャも昔はロジーナ歌ってたのに、、もう今はレパートリーから外しているので聴けない・・。残念だわ。


舞台そのものよりも、今回驚いたのは、上演中にフラッシュを遠慮なく光らせて写真を撮る人が多かったこと!ウィーンも観光客が多く、ひどくマナーが悪くなった、という嘆き話はよく聴く話だけど、まさかこんなことになっているとは思いもよりませんでした。せめてフラッシュはやめようよ。

それと、マリンバ!!(怒)。
この春、あちこちでマリンバ音が鳴り響き悶着があるのですが、要するにiPhoneの着信音が上演中に鳴り響くということです。日本のように開演前にうるさいくらいに注意するのもどうかと思いますが、ここでは注意勧告はなくオケの音合わせが終わった後、携帯音をわざと鳴らし注意を促すのみ。大人の対応ですがこれが気付かないのよね、、、。また音を鳴らしてしまう人の多くは、電源を切るとか、機内モードにするとか、音を出なくする方法を知らない、もしくはそこに意識が行かない人なので、着信音もデフォルトのマリンバなんです。
だから、鳴り響くのはマリンバ。
これがまたなんともノーテンキで気が抜ける。
NYフィルのマーラーでマリンバが長いこと鳴り響き、演奏が中断した、指揮者が声明をだした、というのはクラシックファンの中では記憶に新しい事件です。

そして、今回私の隣の席にいた女性が見事にマリンバ鳴らしましたよ。
とてもおしゃれをしていましたが、連れの男性はオペラに全く興味なさそうで、彼女の足だの腕だの背中だのをべたべたと触りまくっているか、話しかけるか、寝てるか、携帯をつけてメールしてるか・・(眩しいし気が散るからやめてほしい)。彼女は興味深そうにみてはいましたが、マリンバが鳴った時「ま~私ったら・・・」とにっこりほほ笑んでから消すという。。微笑まなくていいから消してください!!

自分も観光客だし、そう興味がない時から○○にいったら一度くらいは観てみよう!というタイプの人間ですから同類です。でも音が鳴らないようにする、なんてことはああいう空間にはいれば当然のことだと思うのですが、当然じゃないんですね~今は。

そんなわけで、強烈な印象としては、マリンバなんですよね、この公演(-.-)。

■WIENER STAATSOPER
2012.5.3 19:30~22:15
IL BARBIERE DI SIVIGLIA セヴィリャの理髪師

Karel Mark Chichon | Dirigent
Günther Rennert | Inszenierung
Alfred Siercke | Bühnenbild und Kostüme
Martin Schebesta | Chorleitung

Benjamin Bruns | Graf Almaviva
Alfred Šramek | Bartolo
Laura Polverelli | Rosina
Adrian Eröd | Figaro
Janusz Monarcha | Basilio
Hans Peter Kammerer | Fiorello
Florian Tomaschitz | Ambrogio
Olga Bezsmertna | Marcellina (Berta)
Wolfram Igor Derntl | Ein Offizier

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