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5/4 Staatopera カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師  

オペラ2本目。(というか2本目と3本目)

短いオペラなので単独で上演されることはほとんどなく、オペラファンには通称「カヴァ・パグ」と呼ばれるくらいこのペアで上演することが多い作品だそうです。

観たことのない作品なので、こういう機会に観られるのは本当にうれしい♪

という気持ちになることが自分の中の大きな変化。数年前なら、聴いたことないのは絶対寝るから観ない、だったのに、、、(^_^;)。

道化師の音楽は、比較的馴染みがあり、私が好きで聴くパヴァロッティの「衣装をつけろ」なんて有名なアリア(ま、これしかないのだけど)もあります。そして聴いていると、バンクーバーオリンピックの高橋大輔の「道」のプログラムが自然に浮かんできて、泣けてしまうという・・不思議な連鎖(笑)。

全体の予習で聞いたCDは名盤と言われるデル・モナコ版。古い映像(音も画像も悪いけど日本語字幕がある!)


一方カヴァ・・の方は、私全然知らないな~と思いながらCDを聴いてみたら、なんとなんと!ものすごく良く知っている、何度も聴いたことがある曲ばかり。
ひえ~~、このオペラの曲だったのか・・・。

特に1:36あたりからのメロディはあまりに有名。私はドヴォルザークの曲かなんかだと思ってましたよ(恥)
何でも聴いてみるもんです。

IMG_2010_convert_20120513123854.jpg
この日の席は、昨日よりさらに中央よりのまさにベスポジ!
PARTERRE LOGE LINKS BOX 12日本風にいえば、1階右12番ボックスです。
もちろん1列目ですよ。

で、実演を聴いてみると、なんて素敵な音楽なんでしょう。
もう序曲が始まった瞬間からウィーンフィルの音と音楽の素晴らしさにひたすらうっとり、感激してしまいました。いや、オペラを見に行ったのですが、、(笑)。


こちらのキャストはベテランのスター歌手が出演していましたが、なんか微妙。
マイヤーやガッロ、ザイフェルト・・期待が高かったので、悪いとかがっかり、とかではないけれど、微妙な印象なんです。

私の中ではワーグナー歌いという印象のマイヤーのサントゥッツァが全然ピンと来ず、何だろう上品すぎるのかな?大人っぽすぎるのかな?あまり熱くなるようなものがなく拍子抜けしてしまいました。ガッロやザイフェルトも・・共演者同士の熱みたいなのがあんまり感じられなくて、音楽が本当に素晴らしかった、という感想に尽きてしまいます(-.-)。

生鑑賞だからといって毎回毎回大感激するとは限らず、だからこそ、大感激できたときには、ああ、だから止められない、来てよかった、幸せだわ~なんて気持ちになるのかな。
こういう想いを1度でもしてしまうと、その世界にどっぷりハマってしまうし、それを求めてしまう自分もいるけれど、一方で可もなく不可もなくと思ってしまうものもまた、こういう日もあるか・・となります。

演出はとてもオーソドックスで奇をてらったり、斬新さはありません。
私のような初心者かつ保守的な人間にはとても安心して観られるのですが、ふと、こういう昔ながらの演出というのは、歌手の力とか吸引力とか説得力とか・・スターだから、という理由プラスアルファがないと退屈してしまうのかも、、も思ったりしました。

視覚的に説明される部分が少ないので、観て聴いて自分で想像する楽しみがあるのだけど、それをさせてもらえる歌手でないと、ただその場で歌ってるだけになるので眠くなってしまうのです。ふむ。

近頃の刺激と話題ばかりを狙ったような読み変え演出は、そういう意味で視覚的に刺激がある分、次は何があるんだろう、、え、裸?ええ、なんでこんな?飛んだり跳ねたりすごいな~ということでごまかされる部分があって、今どんな場面?とか、、頭の中がグルグルしてるうちに終わっちゃったみたいなこともあり、少々歌唱がつたなくてもそこに注目させないところがあります。

ああ、そういうことなのか。

古典的なものはもう何十年、何百年も経過するうちに飽きてきたという理由はもちろんあるだろうけど、ただそこにいて歌うだけで世界を表現できるような歌手や惹きつける大スターが不在なのかもしれないな、と勝手に思ってしまいました。

容姿なんてどーでもいい、ドラム缶か米俵のような人でも声が素晴らしくよく、歌が素晴らしくうまく、歌で全てを表現できる人ならそれだけで感動するんだから・・。

そんなことを改めて感じたこの日でした。


■CAVALLERIA RUSTICANA
Asher Fisch | Dirigent


Waltraud Meier:Santuzza
Peter Seiffert: Turiddu
Aura Twarowska : Lucia
Lucio Gallo : Alfio
Monika Bohinec: Lola

■PAGLIACCI
Asher Fisch | Dirigent

Gustavo Porta: Canio (Pagliaccio)
Tamar Iveri :Nedda (Colombina)
Lucio Gallo :Tonio (Taddeo)
Ho-yoon Chung:Beppo (Arlecchino)
Tae-Joong Yang :Silvio
Michael Wilder :Erster Bauer
Martin Müller :Zweiter Bauer

PARTERRE LOGE LINKS BOX 12
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