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N響定期演奏会 [マゼール指揮 言葉のない指輪]  

2012/2013観劇、観賞シーズンの始まりです。
海外でのオペラ、クラシックシーズンも始まり、全てを追いかけられるわけではないけれど、ラジオの生中継やストリーミング、アーカイブに入ったネット放送などを聴きながら楽しむ日々がやってきました。

実演に触れる私のシーズンは土曜日がスタート。
珍しくN響の定演になりました。

マゼールがN響の定演に登場するんだって、とSさんに聴いてから、へぇ~な気持ちで検索して行くならこれでしょう、と思ったのが今日の公演です。
マゼールのワーグナー?いまいちピンときませんが、自身の編曲ですからこれは本人で聞かないとなかなか味もでないでしょう。そう聞くチャンスのない曲なので楽しみに行きました。

私はマゼールをNYフィルの時に聴いたことがあるだけで、あとはテレビやDVDのみ。
すっかり巨匠になってからしか聴いていないので、印象としてはきっちり、かっちり拍を刻み巨匠然としてほとんど動かず、そして妙なところに巨匠だ~と感じさせる雰囲気があって、ワクワクするとか血が騒ぐような演奏にはならないだろうな、、と思っていました。
しかしワーグナーよ?

で、やっぱりマゼールだな、と(^^ゞ、私の持っているイメージ通りの指揮となりました。
舞台上には大編成の楽団員が所せましとのっていて、音響のいいホールや席ならばどれほどのボリュームで聞こえたのだろう、、と思いますが、自分の席がセンターとはいえ3階だったので、この大編成の迫力はほとんど感じず。弦はあまり響いてこず、金管は金管らしく、といったマゼールだから、、とは思えませんでした。

なんだろう、そうワクワクする感じがしないのですよ。
1つ1つのオペラを見たことはあるけれど、だいたい長いし・・まだまだワーグナーをちゃんと理解するには至らない素人ですが、メロディの素晴らしさや高揚感というのはオペラでも感じるし、序曲やモチーフが映画やドラマに使われることからもドラマチックさもあるはず。
なのにそういうものがまったくなくて、かっちりきっちりなのです。
ワルキューレを三角形をつくって指揮するだけあって日本人の真面目な演奏家はあそこまできっちりされると演奏がまさに教科書通りでつまらなくなってしまうわ。
音形の動かない弱音パートは緊張感なく、大編成大音量の部分はそれなりにごまかせる。
楽しみにしていたワルキューレの紀行は馬場不良で落馬しそうな感じ(笑)。

唯一素晴らしいな~と思ったのは打楽器群。
渾身のシンバルやティンパニは素晴らしかったです。

一緒にいっていた友人が、マゼールのこの編曲にはヒーローしか登場しないのよ、唯一でてくる悪者が大蛇だけで他の悪者のモチーフがないの。彼のワーグナー観がそうなのかもしれないね。
と教えてくれたのですが、なるほど。そう考えると善悪の対決部分がないから曲としていま一つなのかもしれないな、、。

とはいえ、これを聴きながら、リングを全部聴いてみたいな、と思ったのは最大の収穫かも。
すーすーと寝息の聞こえる休憩なしのこの作品。
めったに聴くことがないので貴重な一回になりました^^。


■NHK交響楽団定期演奏会
 2012.10.20(土) 15:00~16:20
 指揮:ロリン・マゼール
 プログラム;言葉のない指輪
 ワーグナー楽劇
  ラインの黄金、ワルキューレ、ジークフリート、神々のたそがれ
 をマゼールの編曲による

 D席 3FC3列
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