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新国立劇場:死の都  

新国死の都終演。絶妙のタイミングでの上演で最後のパウルの歌には深く聴き入ってしまった。あまり繊細な歌い方をしない方々なので途中お腹いっぱいになりそうだったけど、これまた絶妙な演出と音楽に圧倒された。不思議な感覚と余韻の残る作品。

ホワイエの記事パネルにフォークトがハンブルグでこの作品に出演した時のレポートと写真があって、ゼヒフォークトで聴いてみたいわ、、と思ったのでした。

DVD:フォークト主演 死の都
Korngold: Die tote Stadt [DVD] [Import]

それにしても新国立劇場は聴きやすく見やすい、素晴らしいですね。オシャレ度と華やかが追加されると私的にはもっと盛り上がる、、笑。
歌手陣は初日だから?オケに埋れ消えること多し。パウルを100回も歌っているというケールは調子悪いのか??始めから全然響かない、前に飛ばない、慎重に安全にの歌唱。綺麗な声だったのでとても残念。出ずっぱり、歌いっぱなしの相当負荷のかかる役だったので、最後の最後の聞かせどころで盛大にひっくり返ったのは気の毒としか言いようがないですが。一方のマリエッタ役ミラーは、繊細さやスタイルに欠ける歌いっぷり、頑張って頑張って押し出し強く歌われるのが、2幕でお腹いっぱいに。お腹空いてるのにもう十分です、と言いたく(笑)。
オケもなんというか1つ1つがとても雑な印象でもっさり。時々歌とズレズレになったりぼやっとしたり、が、初めて聴いたのでそういうスコアかもしれません、、σ^_^; 
平日2230過ぎ終演ってのはご近所さん以外余韻を楽しむ時間がなくて勿体無いな。19時開演はありがたいのだけど、、、この辺りは難しいわー。
カーテンコールではブラボーあり、ぶーは無しだったけど、どう反応して良いのやら、、という空気も感じたのよね。私もまさにそんな感じ。もう少し違う感想をもつかな、と思ってたので意外でもあり。

初めて聴いた死の都は、シュトラウス風音楽に現代メロディがのった感じで不思議ーな感覚。2幕、3幕と進むにつれシュトラウスがマーラー風になり最後はバーンスタイン風ということはアメリカンな印象まで。作曲家のコルンゴルドが23歳の時に作ったというこの作品、まさにオーストリアからアメリカに亡命と、、そんな人生が音楽に表れているようだった。
あらすじ読んだだけで音楽や映像を予習することなくのぞんだ、今シーズン期待の作品は、演出やセット、ライティングの美しさに注目が集まっていて、確かに幕が上がったときの美しいライティングや奥行きや視覚的効果に、おお~~~となったものの、だんだん慣れてくると、変化に乏しい気も。だいだい瓜二つという女性陣がまったく似ていない。どう解釈すれば、、と私には思考を停止させる状態w



が、何とも不思議な感覚の残る作品で、これはオケと歌手がはまったら面白い作品、聴きごたえがあるだろうな~と思ったのも事実。

■コルンゴルト「死の都」Die tote Stadt

■出演
指揮:ヤロスラフ・キズリンク
演出:カスパー・ホルテン
パウル:トルステン・ケール
マリエッタ/マリーの声:ミーガン・ミラー
フランク/フリッツ:アントン・ケレミチェフ
ブリギッタ:山下牧子
ユリエッテ:平井香織 リュシエンヌ:小野和歌子
ガストン/ヴィクトリン小原啓楼 アルバート伯爵:糸賀修平
新国立劇場合唱団
世田谷ジュニア合唱団
東京交響楽団
■新国立劇場オペラパレス
S席(当日学制割)1F 18列
1:19:00 - 19:50 (休憩25分)
2:20:15 - 21:05 (休憩25分)
3:21:30 - 22:20
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