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Broadway [Hedwig and the Angry Inch]  


寄り道の主目的。

NPH降板まで残り7公演という(ファイナル公演に行けたらもっともっと盛り上がったと思うけど)熱いタイミングの公演をかぶりつきの席で見届けました。

センターブロックの下手通路側の席につくと、ち、ちかい(笑)。舞台を見上げるようになるの他けどもうこの際なんでもよい!とにかく近くで観たかった。
隣の席にやってきた母娘のうち母は、「おーまいがー」と何度も繰り返し、ショックだ、、といいながら笑いが止まりません(笑)。
気持ちわかるわ~。

BGMが流れる中、バンドメンバーが登場。そのタイミングで場内案内係のお兄さんが最前列から数列分の通路側の客に対して「まもなく開演するけど、舞台から客席に降りるこの階段を2回キャストが使うから注意してね」と、そして前方全体に対して、「このあたりは水がかかったりいじられたり(?)すると思うのでそのつもりで!」というようなアナウンスがありました。
そして、写真は絶対ダメだよ。と。

そっか、本物のコンサートのように始まるのね
バンドメンバーはチューニング、イツアークも登場して準備をしたところで、センターマイク前で客席に向かって話し始めます、ドイツ語なまりの英語で。
「録音、撮影はしないでね」という趣旨のもの。

そして、「Ladies and Gentlemen ! Hedwig~」という言葉とともに、ヘドウィグが登場します。
天井から  (笑)
この瞬間から、劇場内がコンサート会場と化し、これまであまり聴いたことがない悲鳴まじりの大歓声に包まれて一気にヒートアップ。
このまま座って観るなんて、、なんて酷なのかしら。。

隣のお母さん、あんぐりしたまままだ笑い続けてましたが、私も完全に脳がやられて興奮状態(笑)。
キャーキャーキャー
ああ、こんな楽しいオープニングを見逃したんだ、、、涙。これだけで寄り道した甲斐がありました!

ここからは100分ノンストップなのでひたすら夢見心地で眺めていたのだけど、ガンガンに冷えた劇場でトイレにいきたくなってしまい焦る。まだ開始2曲目くらい。。。出て行ったら戻ってこれなそうだし、また見逃すのは、、。もう覚悟を決めて行けるところまで我慢することに(笑)。

自分の生い立ちを語りながら、思いを歌にして進行していくのだけれど、歌と歌の間のMC部分は客席と掛け合いながらペラペラと進んでいくので、わかる部分とさっぱりな部分が混ざってしまい何とも残念。ネイティブの人でも話題によっては?となるらしいので、仕方ないのだけど。
この日は、Belscoシアターの歴史とか、ここにたどり着くまでの経緯とかそんなことを話しながら自分の生い立ちになったような気が・・。
そして上手側2番目のBOX席に再三ライトがあたってそこの人たちと会話するのだけど(これは前回もあって、何だろうと思った箇所)、ここにゴーストがいて、ゴーストと会話している設定だった。自分はこんな生い立ちのなかやってきたのだけどこれって、、、とか、この衣装どう?とか、、

そうやって客席に語りかけながら、
トニー賞のパフォーマンスでもあった「Suger Daddy」の Car Washは下手ブロックの通路側のお父さんのところへ、息子と一緒に着ていたようでお父さんより息子大興奮w。
これ、近くで観ると凄いわ〜ww

だいたい、客いじりをするようなものは、遅刻してくる人やこの作品の場合なら男性カップルやお父さんたちにするものだし、かぶりつきで見上げるようにみていても何せあのメイク、視線がどこに落ちてるかよくわかりません。英語もよくわかんないし、、汗。
、、と、思いつつも凝視していたら、なんか目の前でニールが立ち止まり、友達がどーのこーの、と言いながら私の方観てるじゃないですか!?

もしや、私に話しかけてる??へ?女ですけど、私w、日本人ですけど、、いいですか??
急に話しかけられてる!と思ったら、背筋が伸びてドッキーーーン
椅子に座り直して集中、耳ーー。

私の隣の席(通路側)が実は空いていて、数百人が並ぶ立ち見やラッシュで入れない人がいるなかもったいないあ〜と思っていたんだけど、それをみつけたニールが「その席の友達はどうしたの?あれ、友達の席じゃない?」みたいなことを言ってる。あああ、もーーもーーww。
「友達の席じゃないよ、誰の席かわからない」とボディランゲージと口モゴモゴして答えたら、
「じゃ、そこに後ろの人座らせてるから」とニール。咄嗟に「NO!」と答えた私。(滝汗)。どんな答えでもアドリブでわらわせる人だけど、「の〜〜〜〜お????」といいながら、無視して立ち見にいた女性をひとりおいで、と手招きしてその席へ。
No〜、のリアクションに客席沸騰、前にきた女性に嫉妬の声、、、。私は、、もうもうきゃ〜〜〜、、な感じで、興奮してたお母さんとふたり興奮ww。

ウィッグとって衣装脱いだところで歌った「Wicked Little Town」でボトルの水を振り回し、それがバシャバシャとシャワー上に降り掛かったり、、、。この手の作品はいじってもらってナンボ、参加してナンボです。
本当に来た甲斐があるってもんです(大興奮)

かぶりつきでみたヘドウィッグは、ニールが思った以上に細くて(元々細いのに、役作りで9キロほど落としたらしい)、全身血管が浮き上がるほど、それでいて筋肉がしっかりついている。その姿がもう私のイメージするヘドウィグそのもの。男性でありながら生きるために女性になり、、そして苦悩しながら自分を取り戻していく生き様を感じられる。
メイクをし、ウィッグをつけ自分をらしく居られるようになった時期もあるけれど、結局最後はウィッグもメイクも衣裳も全て脱いで、身体ひとつで充足しなにも欠落していない自分にたどりつく。そしてイツアークを応援する。私には、トミーは最初から彼女の一部だったのかな、とも見えて、結果、丸い円にたどり着いたんだなと思ったり。

ただユニークだとか軽妙なしゃべり、とかそんなんじゃない、生きるのに必死、自分がなんだかわからなくて必死、愛されたくて必死、そんな様子がヒシヒシと伝わってきてウィッグをとり、素に戻った時にはまたもじわっと涙。

ぎゃーぎゃー騒ぎながら、ひゅーひゅー歓声をあげながら参加しつつ、核がちゃんと伝わった。
へらへらと能天気な私でも、時々人生について考えることがあって、、w、そんなことを考えさせてくれると、自分もニュートラルに戻れるのです。
エンタメ万歳!



劇場外も中と変わらずすごい熱気。反対側の道路もレストランの中の人も、、、。
ヘドウィグの人気というより個人の人気。愛されてるな〜。

出来る限り対応する姿には本当に感心しきり、、。

レナ嬢もニコニコしながらツーショットとったり話をしたり、気さくにファンサービス。様子をみてるだけでファンになっちゃいそう。




■Hedwig and the Angry inch
Belasco theater
2014.8.10 19:00 - 20:40 (no Intermission)
ORCH AA Center side
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