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Mikhailovsky Theatre [Kings of the Dance] - 2014.12.7 13:00

2回目。ドレスサークル1列目、席について視界良好なことに安堵する。
そして同じと思いつつプログラムをみてみると、ありゃ?ワッシーがいない!?その代わりにVictor Lebedev(debut)となっている。Who are you ?
あの超絶技巧をもう一回みたいと思ったけれど仕方ないです。そして1幕は出番ないからね、カーテンコールまで美しい人たちを堪能しましょう、といたくリラックスモードで開演を迎えました。

Act one
★TRISTESSE
Choreography by Marcelo Gomes
Inspired by French poet Paul Éluard
Music by Frederic Chopin (Etudes)
Performed by Marcelo Gomes, Herman Cornejo, Friedemann Vogel, Denis Matvienko
Anbrey Gugnin (piano)
暗転して双眼鏡を覗いたその先に!!!!!。ご、ご、ごめす、、、さん???
思わす双眼鏡外して隣の沼ズと顔を見合わせる💘。ワッシーのパートを振り付け師でもあるゴメスさん自らが踊っていました。ひや〜〜。一気に心拍数があがって息苦しくなってしまう。
白シャツを襟元まできちんとボタンを留め、ベージュのチノパンで上手よりスローで登場した4人。ひと踊りしたあとコルネホがソロで踊り始めますが、あとの3人はピアノのそばに座りおどりを眺めながら何やら話しています。ここで、ボタンを外したり腕まくりをしたり、とスタイルを整えます。このあとソロ、2人、3人、4人とパートナーをかえ、物語を演じ踊ります。使っていた曲はショパンのエチュードから。
最後は別れの曲をピアノとバイオリンの音色で、、、ゴメスさんボッチになり泣いて幕(涙)
(最後はNo10-3で終わった、、はず)

*コルネホソロ:No25-1
*フォーゲルソロ:子犬のワルツ、No25-10
*マトヴィエンコソロ:No10-12
*ゴメスソロ:No25-4
このほか、確認できている曲:No10-3,4,10,12 No25-1,2,4,5,8,9,10

自ら振り付けた作品を情感たっぷりに美しく舞う様子、周りのダンサーとの同調を、高めるためにパートナーをものすごく良く観てます。特にコルネホとの動きの美しいこと!基礎が素晴らしいトップダンサーの息があったらこんなにも美しいのか、、と椅子に縛り付けられた感覚。息できないw。眼福(˶′◡‵˶) 。
昨日のインスタにショパンを感じる、、と写真をあげ、お稽古してたのはこれのためだったか。

ピアノにはタブレット端末が、、これが楽譜、シュっとスワイプするという近代化の波。

休憩に入ってプログラムをみたら、ちゃんと出演と書いてあった!出ないと思ったところに登場するサプライズは興奮するわ\(^o^)/。
で、ワッシーも泣いて終わったっけ?と確認する程、エンディングの印象が違っていてなるほどな〜とナマの舞台の楽しみを新たにしました。悲しいと哀しいの違いといいますか。表現者と波長があうと、テクニック云々を超えて一緒に泣きたくなるのです。
(後日談。ワシーリエフはどうやら怪我をしたとのこと。大事に至らないことお祈りしつつ、おかけでゴメスさん登場部分が大幅に増えたので、、心からの感謝をm(._.)m)

Act two
★TRANSCENDENCE
Choreography by Herman Cornejo
Music by JP Jofre
Performed by Herman Cornejo and JP Jofre (bandoneon)

★GATSBY (solo from ballet Great Gatsby)
Choreography by Dwight Rhoden
Music by Konstantin Meladze
Performed by Denis Matvienko

★MOPEY
Choreography by Marko Goecke
Music by J.S. Bach
Performed by Friedemann Vogel

★PAGANINI
Choreography by Marcelo Gomes
Music by Nicolo Paganini (Caprice #24 in A minor)
Performed by Marcelo Gomes and Charles Yang (violin)
このプログラム、とても好き。音楽性の高さと反応の繊細を感じます。初日と違って拍手も歓声も大きく、ブラボーの声も飛びました!
素晴らしかったもの。

プログラムでは、2幕最初がパガニーニでしたが実際はこの順番でした。ゴメスが着替えるあいだ、ちょっとした空白の間。

★KO’d
Choreography by Marcelo Gomes
Music by Guillaume Cote
Performed by Marcelo Gomes, Friedemann Vogel, Herman Cornejo, Denis Matvienko, Victor Lebedev
そいえばデビューの彼はどうしたのかしら?と思ったらここで登場!
わっ、ロシアンプリンスだ❤。バレエの王子様といえばまさにこんな人をイメージするだろう若々しく、初々しくスラリとして、そしてふんわり軽やか。すでにキングになったダンサーに混ざると弟分、キングはお兄さんのように見えます。か、かわいい〜(母視点)。母や姉視点だった観客は多くて、登場してきたら、わ〜(拍手)、跳んだ(わー!!)と温かい拍手。そうそう地元のスターはこうやって後押しするのですね。
恐らく1日で覚えただろう振り付けを丁寧に一生懸命踊る姿(ハハ)がとても美しいです。素人目にもセンスを感じます。いや〜これでこそ王子♪

ゴメスは、これも振り付けていますが、何年か前から踊っている作品なのでキングたちはなじんでいる様子。それでもダンサーの組み合わせは違うので、自ら軸になって全体をしっかり引き締めてしなやかに魅せます。
はあああ、美しい。(こればっかw)



■Kings of the Dance
2014.12.7 13:00 Mikhailovsky Theatre 
Dress Circle / Row 1

Marcelo Gomes (Brazil)
Herman Cornejo (Argentina)
Victor Lebedev (Russia)
Denis Matvienko (Ukraine)
Fridemann Vogel (Germany)

With Guest Artists:
Andrey Gugnin (piano)
Charles Yang (violin)
JP Jofre (bandoneon)

Choreographers: Marcelo Gomes, Marco Goecke, Herman Cornejo, Guillaume Côté, Ivan Vasiliev, Dwight Rhoden

Produced by Sergei Danilian
Executive Producer: Gina Ardani
Ballet Master: Anastasia Yatsenko
Manager: Andrey Goniaev
Lighting Designer: Antonio Marques
Production and Stage Manager: Michael Vool
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