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ミハイロフスキー劇場バレエ来日公演 [白鳥の湖]  


新春レベデフ祭り最終日。

最初から最後まで、とにかく新春に相応しい華やかで屈託ない純朴な笑顔と、しなやかでまっすぐで、どこをとっても美しい王子を堪能できて幸せな新年幕開けでした。
残念ながらあまり売れ行きが良くなく、得チケだの半額チケだの、、が出回り、そのおかげで3公演ともいけたわけですが、最終日の今日は、直前にびっくりの良席があるというので、フルプライスで買い直し、目の前で見届けましたわ\(^o^)/。
こういうのもご縁だわ。。

ミハイロフスキーの白鳥の湖は、クリスマスに特別公開された映像があってそれを見てたので、進行も衣装も演出も頭に入っていて(他の演出と比較できる訳じゃないけど)それを目の前でみられるという楽しみがありました。
、、が、白鳥って白鳥がメインだから王子はやっぱり添え物なのよね、、。

それはともかく、23歳の今だけしかだせないふんわり、ボンボン、純朴な王子は、今日もまた登場の瞬間からキラキラと金粉をふりまく王子で、舞台上の誰よりも美しい身のこなしです。今の精いっぱいの表現もまたフレッシュでよい!。
ところどころにバレエ素人の私にはわからない小技大技を交えていたようで、それが何なのかわからない私ですが(^_^;)、トータルで他の人にはない「凄さ」のようなものを感じさせるのはこういう天性の素質のようなものが目の前に見えるのかもしれません。
(レベデフは、ルティレのトゥールとアティチュードのトゥールの連続跳躍を入れていた、、とバレエクラスタさんたちは、こんなの見たことない!と驚愕していましたが、教則本みないとわからなーい私www)

知らず知らずのうちに目がいく、これぞ正しい王子の輝きでした。今日もカワイイ♪
最後にロットバルトの羽をむしり取るのも、こっそり近づいて後ろからえいっ!!みたいなw
ちょっとー、ま、いいか。
近くでみると、コールドのフォーメンション的楽しみや、舞台全体を見ることができないので、どうも個人の感想になってしまうのですが、全体的に少々お疲れ気味か、カラダの重そうなトロワとか、軸がずれてく人とか、必死感が垣間見えるようなダンサーとかいろいろでした。

ペレンさんは優雅で大人の白鳥なので、フレッシュなレベデフと組むとちょっと違和感。一緒によく踊っているようですが、だからといってケミストリーがあるわけではないです。
当たり前だけど経験による表現方法、作品を見ている視点が違いすぎるので、それぞれにその世界を見せてはいたものの、ここに説得力を持たせるには、もう少し実年齢が近い、感覚的に近い人とのペアのほうが良いんじゃないかしら。が、そういうダンサーはミハイロフスキーにいるんでしょうか?
大事な大事なライジングスターにあう姫たちも是非よろしくお願いします。
パートナーとして、誰とでも相性良くサポートとしそうなノーブルさもありますが、今日一番の驚きは、ペレンさんの身体がだんだん斜めに傾きかけたところでさりげなく立て直してあげていたところ。お、そういうことも大事だ。。


相変わらず王子の登場しない女性のコールドは、すや〜、、っとしてしまいそうになるのを必死にこらえ、王子登場をひたすら待ち望みながら、脳内にはゴメスさんの白鳥が飛ぶわけです(;O;)。
キャリアのプライムにいる人で、さらに音楽性と繊細な表現力の高さにオリジナリティのあるゴメスさんやその他キングたちと、レベデフの王子を比較てしてどうのこうの語るようなアホらしいことは無意味ですが、作品として、マシューボーンの白鳥のインパクトとそれが自分にとってとても刺激的で好みだったことが、古典の白鳥を見る目に霞がかかるのかな、、とも思います。

ブベルニコフ指揮のオケは、単に踊りのサポートにならずとてもシンフォニックな演奏かつダンサーに合わせて緩急自在。
最後のポージングのワンテンポを、ダンサーをしっかりみて間をおいていていたのが印象的。それにきちんと答えられる人と、耐えきれず早めに決めポーズになってしまう人など、こういうところにもセンスの差が出るような気がしました。
かなりの速さでクルクル大変そうだ、と思ったところもあるけど、緩急自在ということは緩い部分もあるわけで、オケが上手く響きがいいからといって、その作り方が好きかどうかは別問題(笑)。
でも、マリインスキーやミハイロフスキーはオケ単独でも公演があるわけだからうまいのは当たり前かもしれません。(先日のボリショイよりずっとうまい印象)。オペラもこのオケでちゃんと聞いてみたいです、もちろんロシアもの。

というわけで、3公演みて、演目的に楽しく、視覚的に麗しくぴったりだった海賊のアリが一番好み(しかし踊らなすぎる、、)、もちろん他の2つもよかったし可愛かったし、全幕を短期間に3つも見られてラッキーでした。
舞台上の誰よりスマートでしなやかで気品溢れる佇まいは王子そのもの。いつまでこんな雰囲気がだせるのか?この先どんな風になるのか本当に楽しみ^^。
もっともっと見せ場の多い作品で(あるのか?)、スクスクと成長するさまをハハは見守らねば 笑。

**


あちこちにのっているプロフィール写真はちょっとどーなの?ですが、カワイイしか言ってない現在はこんな屈託ないワンコのような笑顔なのです♪


■ミハイロフスキー劇場バレエ「白鳥の湖」
2015 年 1 月 12 日(月・祝)15:00 開演 神奈川県民ホール
<キャスト>
オデット/オディール イリーナ・ペレン
ジークフリート ヴィクトル・レベデフ
悪魔ロットバルト ミハイル・ヴェンシコフ
道化 アレクセイ・クズネツォフ
王妃 ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師 ロマン・ペトゥホフ

指揮:パヴェル・ブベルニコフ
管弦楽:ミハイロフスキー劇場管弦楽団
第 1 幕-第 2 幕約 70 分 休憩 20 分 第 3 幕約 40 分 休憩 20 分 第 4 幕約 20 分

1F10列センター(実質5列)
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