凛・華・麗・美・優 ホーム » 体を動かす_走る »札幌マラソン

札幌マラソン  

1001-4.jpg

10月1日。秋の札幌は素晴らしい~もう大好き!
去年に引き続き2回目の札幌マラソン(でも今年はハーフ)に参戦。朝の天気予報で「家にいるのがもったいないくらいの良いお天気です」というコメントの通り、本当に素晴らしいお天気。湿気なし、ほぼ無風に青空(これはあとで苦行となる)。太陽も元気に輝いているけれど、真夏の日差しに比べればどこか優しげ。
暑さに弱い私は、今年の夏は標高の高いところでアップダウンの苦行に向かってみたし、夜専門だったランも朝ランにしたり、昼間のロング走なんかもやってみたりして、去年よりはちょっとは逞しくなった??気がする。
なので、こんな良いお天気の中で走れるのはとても幸せ。やっぱりスポーツの秋は好天に恵まれると嬉しいのだ!

でもって今回のハーフ。何といっても最大の難関は前半2回の制限時間だ。札幌の中心部を交通規制するとあって5キロを31分、9キロが55分で通過しなければならない。キロ6分ペースなのでものすごくきついわけじゃないんだろうけど、私のようなのんびりジョグしかしてない&スロースターターの私にはかなり厳しく感じる。せっかく札幌まで遠征するのに5キロで収容車じゃ・・いくら経験とはいえ悲しすぎる~。
もうこの関門を無事通過することで頭がいっぱい。ものすごいプレッシャーで緊張していた。

一緒にいった仲間たちは10キロレースだったので、見送ってから30分以上ひとりぼっち。寂しいので師匠やキャプテンのところに行ってお
しゃべりしつつ・・やっぱり緊張していた。

10キロのスタートを見送るべく五輪大橋に行き、ピカチュウさんとともに大声援を送って少しだけ気を紛らわす。そしていよいよ自分の番だ。
参加者は男性が3500名、女性が650名。並ぶ順番はゼッケン順かつ男女別。ということで、師匠の5人くらい後ろにこっそり入り込むと相当前にいることになった。男性はそもそも参加者が多いので、私のいた辺りの人たちは、本気モードのエリートランナーさんと呼ばれる人たちで体つきが違う。女子は・・玉石混合(笑)。おかげでちょっとだけほっとする。

このレースを決めたとき、前半から飛ばしてつぶれる寸前になった時どこまで自分が頑張れるか、そして最後のアップダウンを最後まで頑張って走れるか・・という一人じゃ出来ないし、関門でもなければこういう走り方をしないのでいい練習になるかなと思った。苦しくなったとき最後まで諦めないで走れれば、距離は違うけどNYCでも最後苦しくなったとき踏ん張れるかなと思って。


スタート地点にぞろぞろと移動する。
スターターの市長がよく見える・・恰幅がよく(ゼッケンつけてた)笑顔の市長の号砲ととも花火があがってスタート!!
前方にいたおかげでいつもならいつスタートしたかわからないくらいなのに、堰を切ったように一斉に走り出す感覚を味わう。ロスは10秒ほど。とにかくいけるところまで行こう!自分のペースは忘れて流れに身を任せてみようと心を決めた。


■~5キロ(25分18秒)
最初の関門に向かっては基本的に緩い下り。エリートランナーさんたちの爆走と、この下りのおかげで私も背中を押されるように自然に走っていた。自分で走っているのに走っていないくらいの感覚で苦しくもない。あっという間に1キロ。時計をみたら4分55秒。はあ?え?と2回も見てしまった。ちょっと何事だ??でも全然苦しくないしキツくもない。周りの早さにうまく流されてる!? 2キロ4分50秒。えー?マジ? 3キロ(表示見逃し)、4キロ10分10秒。早すぎる・・信じられない・・時計を見るたびにドキドキしてくる。こんなんで走ってて大丈夫なの?

練習でもトレッドミルでも走ったことないスピード。最後までいけるのか不安になるのと同時に最初の関門は超えられそう・・とほっとする。そして5キロ25分18秒。ひえ~~~~~~~~。周りが早いので全然早く走ってる気がしないけど、びっくりびっくり。でもびっくりしてるヒマはなく、どこでガクンと落ちるんだろう・・と不安を抱えながら次なる関門へ向かう。少しだけほっとしたのもあって、ものすごくノドが乾いて暑いことを思い出す。水、水が飲みたい!!最初の給水は10キロ(実際には7.5キロにもあった)だよな~、あと5キロも走らないといけないのか・・関門超えないとお水も飲めないのね(涙)なんてことを思いながら中島公園に向かう。

■~10キロ(29分07秒)
6キロ6分17秒。あれー?こんなに落ちてる?そんなはずないよねーと1回がっくり。7キロ5分ちょうど。あれ?なんだ?なんだ??と時間の計算をしていたら目の前に給水所が!!(嬉) もうカラっからになったノドを水とスポーツドリンクをゴクゴクと飲んで潤す。反対側からは折り返してくるランナー。街の中心部を走れる気持ちのいい場所らしいけれど、そんな余裕はなし。前からこうめさんの爆走姿を発見して思わず声をかける。師匠頼もしすぎます!眩しすぎますよ!!!そのすぐあとくらいにピカチュウさん。でもピカチュウさんは折りかえすランナーから一番遠い歩道よりを愛想を振りまきながら走っていて、声をかけることできず。まーそれはいいです(笑)
まもなくハーフ折り返し地点と書かれたポールで折り返す(三越前)。なんのハーフだろう?2回目の関門はもうすぐだ。なんとか通過できそうだ。この頃からだんだん苦しくなってきた。当たり前だ。よくこんなに走れたと思うくらいだよ。
8キロ(見逃し)9キロ5分50秒。無事関門通過!!!!!
中島公園を再びみながら去年自転車を貸してもらった場所から南大橋へ。ここは上りって感じがするし、目の前には河川敷に下りていくランナーの列。は~ここからまた苦行だ・・。あ~~ノドが乾いたよー。

■~15キロ
河川敷に下りた途端に2回目の給水。もう命の水。あとで思ったことだけど、北海道の湿気のない乾いた空気が必要以上に体から水分を奪っていたようで暑さよりこの乾いた空気に干からびそうになった。太陽は輝いているけれど、3週間前の縄文の里の28℃快晴の焦げそうになる日差しにくらべたら全然マシ。全く遮るもののないつまらない河川敷はさすがにきついけど、それでもサングラスがあれば十分日差しは防げるし、時々冷たい風と橋下の日陰でほっとすることもできる。けど乾燥してるのだ。異常にノドが乾くのはこの爽やかな空気のせい?うーむ。
で、予想通り関門超えの安堵感と単調な河川敷に10キロまでの爆走のツケがでた。気は抜けるわ、力はでないわ、苦しいわ・・だんだん頭は痛くなってくるわでまさに苦行。何度歩こうと思ったかわからない。11キロ6分21秒と見えた途端、別に特別遅いわけじゃないのに完全に気が抜けてもう時計を外してポケットにしまってしまった。これがいけない。

さっきまで周りの流れにうまく乗って走っていたのに、ここではどんどんどんどん後ろから抜かれていく。自分だけものすごく失速しているような気になる。事実失速してたんだけど。とにかくノドは乾くし頭痛はするし・・もー辛いよ~きついよ~(涙)。よほどヘロヘロだったようで、追い抜いていく人たちに「頑張れー」「大丈夫かー」と口々に励まされる・・頑張れ・・・もうこうなったら最後の競技場でしっかり走れるようにここは自分のペースを取り戻そう。平常心だ・・と言い聞かせる。は~長いなーもーお。 泣きそうになりながら走っていたらミュンヘン大橋が見えてきたところで15キロの表示。あと7キロ弱だ!!

■~ゴール
3回目の給水。あー水くれ~~~(笑)。もうここでは立ち止まってスポーツドリンクをたっぷり2杯。お水を1杯ゴクゴク飲む。そして水を首から2杯体にかける。これで気力が甦った!!さあ、もう一回頑張ろう!!走り始めたらあとからきたおじさんに「ちゃんと飲んだ?はい、あげるから」とたっぷりのドリンクをいただいた。。ありがとー。頑張れそうです。
緩やかにダラダラと登っているらしい河川敷。この程度だとほとんど気にならず。俄然元気がでて一人ずつ追い抜いていく。
木陰も増え、1キロずつ走行距離が増えるたびに元気も増す。野球場周辺では少年たちとハイタッチ、さけ科学館が見えてきたあたりからはさらに元気が!!は~競技場だ!
目の前に10キロを走り終えた友人の姿発見!!おおおー戻ってこれたよ~ありがと~。あと4キロだ。おもむろに時計を出してここから最後のアップダウンに挑むことにする。この頃には雲も多くなりますます日差しが優しくなる。木陰も多いし風もある。最後の給水でもう一回首から水をたっぷりかけたらいい感じに風が体を冷やしてくれたので心身ともに軽くなった。
アップダウンがあるといっても山登りに比べれば全然平気。外周をまわって競技場正面に戻ってきた。師匠やキャプテンがいたあたりを・・と探してみると二人とも戻っていて着替えていた。おーい(気づくわけない(笑))。気持ちだけ声をかけて前進。すぐに友人たちの姿が!「もう少しだよーがんばれ~」とカメラを向けられ笑顔を返す。気持ちはずいぶん余裕があったけど、声はでない。あと2回くらいあったかな?上
り・・なんて思いながら元気に走る、走る・・あ、下りだー。あともう1回?なんて思ってたら目の前に「お疲れさまでした。フィニッシュゲートです」の表示。へ?もう終わりだっけ? と拍子抜けして競技場内へ。もう歩いている人多数だけど、ここまできたら元気も元気。ここまでお世話になったサングラスを外して頭に、髪を整え撮影に備える(笑)。さっきまでとは別人になって軽やかに走ってゴール!!!  
ん?ちょっと・・直前に見えた時計が・・2時間9分って見えたんだけど?????
えーマジ(涙)?(残り4キロ23分45秒)


最後は気分よく快走したつもりで、残り4キロの戦いにはすっかり勝ったつもりだったのに、ゴール寸前にみた時間にがっくりもがっくり。
ものすごく悔しくて負け感たっぷり。

もともと目標タイムはなく、関門を超えてゴールすることが目標だからいいんですけど、前半55分で走っててなんで2時間10分もかかるの?(涙)

自分の実力以上に爆走したツケ、自爆には間違いないし、スピードに耐える練習もしてないし当然の結果なのになんだか悔しすぎる。なんであそこで(河川敷)であんなに気が抜けたんだろう・・。もっと踏ん張らなかったんだろう・・時計外して戦いを諦めた結果だ。これが何より悔しすぎる。生意気にも負け感もたっぷり味わう。アミノバイタルプロ粉末とドリンクを受け取り一気飲み。粉末が鼻にツンときてまずくて苦くて・・・これが悔しさか・・と思いながら水分で流し込む。 
そうはいいつつも1年でそんなこと考えられるようになったのねー、太陽に負けずに走れるようになったのねー、と少しは自分のこともほめてあげる。そうしないと21キロ走った体に失礼だよ。

完走Tシャツを受け取ってトボトボみんなのところに。まずは師匠とキャプテンにゴール報告。みんな笑顔だけどどことなく不満足?な感じ。そして師匠ともども仲間たちのところへ・・ふ~終わった。
ん~少し傾いた日差しと冷たい風に吹かれながら・・来年はリベンジだ!と密かに誓う。

当初の目標どおりちゃんとゴールできたことには満足。気持ちのいい大会にも満足。ちょっと悔しさも味わっていいNYCへの刺激が入った。

あと1ヶ月。まずやるべきことは、ケガしないこと、体調を崩さないことだ。

やっぱり札幌好きです。
関連記事

category: 体を動かす_走る

tb: --   cm: 8

コメント

完走記待ってました~。

nanaさん、やっぱり精密な完走記だわ~。
関門心配してたはずの人が、結果に満足しないで悔しさ味わってる。本格ランナーだ~。
ぴかちゅうさんも私もそれぞれなんとな~く不満足な結果だったけど、今ピークでも困るわけだから、今回はこれで良しですね。
来年もまた札幌走りにきてください。

こうめ #tmCwDepw | URL
2006/10/02 23:59 | edit

読みました。

ふえ~。なんだかもう本物のランナーじゃないですか!NYCMもピューっといっちゃうんだろうなー。やっぱり私だけアクアヴィット留守番かもなー。お疲れ様でした。

Fumiko #- | URL
2006/10/04 00:24 | edit

>こうめさん
なんだか関門以外のタイムを全く気にしてなかったのに、落ち込み具合の激しさにものすごくがっかりしたのでした。当然のことなんですけどね。
でも本番じゃないし、NYCでは関門もないので、マイペースで走りきります!
来援も行きますよ~

nana #- | URL
2006/10/04 00:37 | edit

>Fumikoさん
だからぴゅーっとなんて行けないから。行ってみた結果惨敗(涙)。無茶はいけません・・と身を持って体験しました。総合力ではFumikoさんのがずっと上でしょう。仲良く完走パーティにいこうね♪

nana #- | URL
2006/10/04 00:39 | edit

は、はやい

関門タイム気にしてたけど、よゆうじゃあないですか!
ハーフで2時間9分!?フルもいきなり4時間台いっちゃってください。
もう直線でも見えない先を走ってますね。
私もちゃんとラップタイムメモとって、反省しておかなくてはダメなんだな。

Monta #OdwMj.hY | URL
2006/10/06 00:17 | edit

>Montaさん
決して早くないですって。
下りと平坦だから・・夏の山登りに比べたら足も動くってもんです。
たぶんMontaさんならもっと快走してたはず。
とってもダメな・・負け感味わっちゃった・・

nana #- | URL
2006/10/06 01:03 | edit

今までに走ったことのないスピードを、短い距離でもいいから繰り返していると、あっという間にスピードアップできます。僕はそうでした。1年前はキロ5分切るなんて想像すらできませんでした。そうやってみんな速くなっていのかなー。

まっち #3lhbWskA | URL
2006/10/07 09:56 | edit

>まっちさん
元々がのんびりだから、スピード意識したら少しは進歩がありなんですね。もう何日も練習できる日がなさそうだから、時間が無いときは、頑張って早く走ってみます!

nana #- | URL
2006/10/07 22:21 | edit

コメントの投稿

Secret

小さな天気予報

カレンダー(月別)

お知らせ★

最近の記事

CATEGORY

RSSフィード

ブログ内検索

▲ Pagetop