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尾上右近自主公演 [第四回 研の會]


暑い1日だったねー。気温もけんけんも🔥
自主公演も4回目。
今年は2公演とも完売だったそう。
後援会のお席も回を追うごとに後ろになり・・(苦笑)、それだけ人気が出て、切符がとりにくくなるのは若手を応援する楽しみでもある。
さてさて。
やりたい作品をやりたい気持ち優先で選んだという今回の2演目。
2つとも立ち役なのは、今のけんけんの様子からよくわかるけど、女形見たかった・・。
このところ見に行くと、歌舞伎に限らずとにかく一生懸命、正面から全霊でぶつかる感じなので、等身大の自分と想いが熱量たっぷりにつたわってきて、正直見ていて息苦しくなるし熱さに生気を吸い取られるような感覚になりぐったりしてしまう・・(;'∀')。
(ほめてないようだけど、ほめてます)
上方の作品で、上手に上方言葉を話していたようだけど、とにかく回りの先輩方がとても上手にサポートしてひとりめいっぱい、一生懸命の久兵衛を盛り立てていた感じ。自主公演、勉強の場だからそれでいいのかな。
勝手に思う上方作品は、どんなにおバカでダメ人間でも、そこにどこか憎めない愛嬌というか可愛らしさがあるイメージなので、その視点では、真っすぐすぎた。
本来の彼のキャラそのままのほうが、近いんじゃないかな~と思ったり。
後半の二人椀久
壱太郎くんの丈夫のあでやか、可愛らしいこと・・
けんけんの直線的な感情をはんなりかわせるのは関西生まれのアドバンテージかな。あの雰囲気は勉強したりお稽古して身に付いた、というより持って生まれたもののような気がする。
けんけんのきびきびしたこれまた直線的な踊りも、気持ちがよいけれど、もう少したおやかさとかしなやかさが以前はあったような気がするので、そこがやや失われて身体能力や勢いで踊ってしまっていたのがもったいないと思ったり・・・。
家に帰って筋書きよみながらいろいろ考えてみると、20代の若者が初挑戦する作品はあのくらい真っ直ぐ直球勝負の方がいいのかもしれないな、と思う。
小手先のテクニックでできるように誤魔化すのが一番良くない。できること、理解できたこと、今の自分ができることを手を抜くことなく表現するのは、今しかできない特権だからどんどん挑戦したらいいのかも。と思えてきた。
素直で正直な自分が出るタイプだからガツンとぶつかってこなした数だけ経験が幅になるはず、と突然納得したw。
今の経験が花開くまで頑張って長生きするわ~
こういうのってサラリーマンも同じで、若いうちは自分はできる!と思いこんで真っすぐな人が多いけどここをひるまずできる人って案外少ない。少し年取ってからみると、まぶしいし失敗しても絶対に糧になるんだよね~。
やらないでゴチャゴチャ批判したり言い訳する人よりずっといい(^^)。
まあ母のような気持ちで見てる私としては、古典歌舞伎の舞台にもっともっと出てほしいと思ってますけどね(;'∀')
血と肉になるまで応援するわー(^^)
それはそうと。
去年まで(スプーンフルもだ)写真OK,サインOK,どんどん宣伝してー!!のスタンスだったのに、今回はわざわざロビーで抽選会やるから筋書き買って!と宣伝したのに、商品は発表せず、写真はダメ、サインもダメ、蓋開けたら1名のみ。。ってこちらに絶句でしたわ。。ケチw。
みんなの反応みてすぐに2名追加したところはさすがだけどww💦

■尾上右近自主公演 [第四回 研の會]
国立劇場小劇場
2018.8.26 17:00
中村鴈治郎 指導
一、恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)
封印切(ふういんきり)
亀屋忠兵衛:尾上右近
傾城梅川:中村壱太郎
槌屋治右衛門:嵐 橘三郎
井筒屋おえん:上村吉弥
丹波屋八右衛門:中村亀鶴
二、二人椀久(ににんわんきゅう)
椀屋久兵衛:尾上右近
松山太夫:中村壱太郎
1F13列 右
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