凛・華・麗・美・優 ホーム » 東京マラソン »大東京~完走記2

大東京~完走記2  

■~30キロ
中間点を過ぎるとまもなくこのコースのメイン、銀座に入る。沿道の人は3重、4重、5重・・とものすごい人人人・・。でも去年同様、あれ?静か?と思ってしまった。部分的に物凄く盛り上がってる場所や人たちもいるし、大声援を送ってくれる人々も確かにいたけれど、全体的には多くの人がじーーーと静かに視線を送ってくれていた印象だった。大声援、大絶叫、大歓声という印象は皆無。去年応援で銀座に到着したときに、あまりの静けさにびっくりした感覚と同じだった。それでもマラソンをよく知らない、見たことない人でも立ち止まって見てくれてるだけでも嬉しかったしありがたいな~と思う。

あ、この感覚は、初めてNYマラソンを走ったときの1stAveの印象に似てるかも。誰もがあそこの大声援はすごい、クイーンズボローの終盤から聞こえてくる大歓声に鳥肌が立つ!といっていたけれど、私にはそういう実感はなかったのだ。広い通りに大勢に人がいて、確かに絶叫系の応援をしていてくれたけど、道幅広く空に向かって声が消えていくから実感としては今ひとつだった(ただ去年は全然違う印象で、大声援を受けた!、これが1stAveかーと感激もした)。

ここも反対側には折り返してくるランナーが。距離表示はよくみてないし・・というか見えないし、時計ないし・・でどのくらいの時間が経過しているのかわからなくて誰が来るかな~とぼんやり反対側のコースをみていた。
見慣れたデパート、多くの人をみながら、この雰囲気どっかで・・。あ、札幌マラソンの駅前通の雰囲気だわ~と思い出す。規模は違うけれど、札幌マラソンのあそこの応援もすごいよな~暖かいよな~と景色が甦り、反対側を元気に走っていたこうめさんの幻影をみる(笑)。

で、私はそろそろ脚が怪しくなってきていた。
スタート直後からピリっとしていた右足中足骨付近の筋肉が急激に固まっていくような状態になっていた。このまま走ってたら切れてしまいそう・・攣ってしまいそう、イテテテ・・とういうことで一旦停止。23キロ付近。車道中央の縁に足をかけ伸ばす。イテテテ・・・ストレッチをして再開。
この右足と左足でん部~股関節~腿横~膝下あたりまでの折れそうでぎゅっと圧迫される状態にこれ以降何度か悲鳴をあげた。
でもこうなることは予測済み。それも承知の上だったので、中間点まで脚が持ってくれたことが奇跡だったし、走る前から5キロごとのアミノ給水時にはしっかり立ち止まってマッサージとストレッチをして大事に至らないようにケアしよう、そしてゴールを目指そう!と思っていたので焦りはなし。ただし、25~32キロくらいまでは5キロも持たず何度も一旦停止でケアした。

銀座をすぎると華やかな場所から一転するので、脚の悲鳴もあり一番キツくて長い区間となった。パワージェルを食べたりバナナを食べたりして気分転換をするも、右、左と交互にグギっとなる。は~雷門まだかな~遠いな~つまんないな~とフルの中だるみも重なってダラダラとしてしまう。ようやく見えた雷門。銀座以上の人垣と声援。やっとついたよー!!少しだけ元気になるもここから銀座までがまた激痛区間。それでも歩くとヘンな負担がかかるので、我慢ならないところで停止してストレッチしてまた走るの繰り返しだった。

■~40キロ
30キロを過ぎると、あと10キロ(正確には12キロだけど)、皇居2周!という思考になり俄然元気がでる。過去2回のフルマラソン時も同じ。中だるみ終了(笑)。銀座手前でみゅうさんを銀座あたりでみんみんちゃんを発見!!大きく手を振ってエールの交換♪やったー。
相変わらずの脚を引きずりながらも銀座の華やかな場所に戻ってきたらリズムももどってきたようで止まる回数も減ってきた。交差点を左折して歌舞伎座前を通りいよいよ終盤の橋連続へ。歌舞伎座前や明治座前を通ったとき、役者さんがその格好で応援してくれたらいいのになーなんて思ったっけ。
35キロを過ぎたところで体も気持ちもますます元気に。あと7キロで終了だよーゴールだよーと思ったら、勿体ない気がしてきた。築地を越えて最初の坂道を元気に登って、あ、これは橋だ・・リバーサイドのような景色だな~隅田川みたいーなんて思いながらぼんやり走る・・・(ってまさに隅田川、最大の難所といわれた佃大橋だったのに、よくわかっていず、さらに難所とも思わず気持ちよく走っていた(笑)。さらに小さなな橋をいくつも渡りながらリズムが戻っているときには、立ち止まらないほうがいいなということで、給水も飛ばしルンルン♪と走る。
いざとなったら、ウェストポーチにアミノバイタルゼリーがあるもんねー!大丈夫!

豊洲の賑わいが近づいてきた。もうゴール間近。この先に仲間たちが大勢待っていてくれるはず。大丈夫、まだまだいけるよーと思いながら走っていると給水所、給食所に到着。ちょっとスピードを緩めた途端に左足が股関節と膝から抜けた。
イテっ(涙)
すぐに動けない固まった脚をさすって、ヨロヨロしなが車道中央に寄りゆっくりストレッチ。というか曲げられない。痛いと思う場所をさするようにマッサージをして温めて少しずつストレッチ。伸ばして曲げてゆっくり時間をかけてほぐしてから再開。どうかな?うーん、違和感たっぷり。でも止まらず行こう。ゆっくりでいいから走っていればまたリズムが戻るはず。体調はいいし、気持ちもいい。
みんなの顔みたら元気になれるはず!

交差点を越えたあたりで違和感がピタっと消えた♪ 39キロあたりだったか、去年自分が応援していた場所には10キロのレースを終えた友人たちが大絶叫中!!がんばるよーー♪さらに進んだところにベジーの幟、多くの仲間たちにニコニコと近寄っていきハイタッチをしてもらいパワーチャージ完了!もう大丈夫!
080218_215636.jpg


■~ゴール
豊洲以降の応援は、銀座の人数には及ばなくてもとても熱くて暖かい。ゴール間近で一番キツイ場所だということをよく知ってる人たちが多いのか、ここの声援にはとても励まされた。奇跡的に復活した脚に感謝しつつもうとっても楽しく走っていた場所。有明あたりに会社の人がいるといってくれていたので探していたら、カメラを構えるオヤジの姿が・・。あれかな、違うかな?やっぱりあの人かな?とじーっと見てたらやっぱりその人がそうだった。あとで写真をもらったらじーと目を細めて探してる最中の顔だった(笑)。通り過ぎるときに大きく手を振り直線コースへ。前方に見えるマンションにも思い出が、NY好きの友人が住んでいたマンションで、今は熊本に転勤してしまった。ここで夜景をみたり、BBQをしたり、NYマラソンのDVDの上映会をやったりしたなーといろんな思い出が甦ってきて感慨に浸る。何度も見上げながら元気かな~と友人を思う。

東京マラソンはさすがに地元だけに、こういう場所が満載だった。仲間たちの応援以外にもあ、この場所は・・・とか、あ、あの人は・・ということを思い出すことが多くて、センチになったり幸せな気分になったり。そんなことも楽しかったひとつだ。

マンションの前を通過したらもうゴールはすぐそこ!直進して左折して・・・最後の右折直前に再度母の姿発見!また日陰にいるよ~。ありがとーー!もうゴールだよーー!!と手を振って右折する。ここで見えた大きな時計が、4:58:・・と見えてびっくり!
えーーー、4時間台?あんなに止まってたのにー??えーーもしかしてグロスで5時間切れるの?えーーーーーっ????
あんなに激痛で悲鳴をあげてた脚が急に元気になって・・とはいえスピードがでるわけじゃないけど、フィニッシュゲートを目指す。右側には観客席、左側には浅草サンバカーニバルのお姉さんたち。みんなそっちに注目しちゃうジャン(笑)。そんなことを思いながら、カウントダウンをしながらゲートに飛び込む。

は~~、ごーーる。
私の目に見えたゴールタイムは、4:59:50秒くらいだったけど、ネットの速報タイムではなんと「4:59:59」というギリギリ5時間切りのきわどい時間だった。
すごーい、これまた奇跡。

終わっちゃった。

最初から最後まで、起こるだろうこと全部を折りこみ済みだったので焦ることもがっかりすることも不安になることもなく淡々と走った。途中中だるみするのは今回に限ったことじゃないしねぇ。あまりに冷静で淡々としすぎていて自分で何でこんなに落ち着いているんだろうか・・と驚いていた。
翌日休みを取っていなかったし、忙しいのもわかっていたから、大人として知らないところで自重してた?時計もせずファンランを決め込んでたから?日本人だらけだったから?よくわからないけど、とにかく激痛さえなければずっと楽しくてでも冷静で、贅沢なLSDという感じだった。あっという間に終わちゃったし。

多くの友人や仲間たちに激励してもらい、多くの人たちに支えてもらってることを実感して、感謝して。。だから楽しかったのかも。

map.jpg
反省やら思うことはまた後日。そういえば、結局トイレに一度も行かなかったな、これも奇跡。
関連記事

category: 東京マラソン

tb: --   cm: 2

コメント

ありがとう♪

幻でも、私を走らせてくれてありがとう。楽しいレースだったみたいで、とってもうらやましいです。来年は私も走りたい!

こうめ #tmCwDepw | URL
2008/03/02 22:08 | edit

>こうめさん
楽しいばかりじゃなかったんですけど、じんわり感動しています。最後まですっごく冷静で元気(足以外は)だった自分にびっくりしたり・・
途中で幻でもこうめさんの走る姿が応援してくださったのも元気だった理由だと思っています。ありがとうございました!来年はきっと走ってください!

nana #- | URL
2008/03/02 22:34 | edit

コメントの投稿

Secret

小さな天気予報

カレンダー(月別)

お知らせ★

最近の記事

CATEGORY

RSSフィード

ブログ内検索

▲ Pagetop