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ザルツブルクイースター音楽祭 in JAPAN [ラインの黄金 ]   


 ただ一言。
スゴかった.....

予算の関係で安い席を買ったら舞台上に位置するLA席。今回の設定上、この席は大当たりだった。
通常の舞台にオケがギッシリ、パープル6本含んで少しでも動いたら落ちそうなほど。
後方とP席を潰して、ちょうど2階に当たる位置に簡易舞台を作り、センターをメイン、左右に川と地下をイメージさせるセミステージがある。
ファニーな大蛇、カエルも登場、ヴァルハラ城はパイプオルガン.。
LAは川の舞台にほど近く、手を伸ばせばそこに歌手がいる、状態。

字幕はパイプオルガンの両脇に、横書。あまりみなかったけど、シンプルで小難しさやこだわりがなく、ドラマを邪魔しなかったのでストーリーを補完する、という意味において十分だったと個人的には思う。

残響あり過ぎかつ冒頭は空気が温まるまで落ち着かない感じもありつつ、生声がビシビシ飛んでくることにまず感動する。
そして見おろすとオケと指揮者。まるでオケピを覗いているようだった。
狭いながらしっかり役になりきって演じてる歌手とやや高さはあれどオケと歌手をコントロールするティーレマンの様子や表情も見られる面白い席で、下から湧き上がる音のまろやかさとウネリ、ドラマにやられた。
ラインゴールドはこんなに面白いオペラだったのか....

今年バイロイトで初めてティーレマンのオペラを聴いて、その船酔いしそうなほどの畝り(とはいえ、それがいやらしさとかわざとらしさがなく)、ドラマに音圧に圧倒されたことを思い出しながら、それとは違うこれから始まるリングのドラマに胸がときめいた。
緊張感溢れる初回。
オケメンも自分がひかない時はスデーシを見上げ聴き入っていた。
音が消えてタクトを置くまで、たっぷりと時間を取りその静寂のあと大ブラボー。
満足げなティーレマン。歌手、オケメン。
ほんとうに大ブラボー!!!

これ、ヤバイ....


仕事終わりで間に合うはずが、途中で間に合わないんじゃ、、と気づき大慌て。
駅に着きダッシュしたくても体が重くて走れない…=͟͟͞͞( ¯−︎¯ )。
広場に到着すると人気がない、、が係員は綺麗に待機してる。
ゼーゼー到着した私に、「大丈夫ですよ、まだ1ベルなってませんのでごゆっくりどうぞ、、」と神の声、、、。
ほっ。10分推しのおかげで無事間に合いました。

■ザルツブルクイースター音楽祭インジャパン
ホール・オペラ 『ワーグナー 楽劇 ラインの黄金》
2016.11.18   18:30-20:50
デニー・クリエフ ダイレクション
ヴォークリンデ、クリスティアーネ・コール(S)
ヴェルグンデ、サブリナ・ケーゲル(S)
フロスヒルデ、シモーネ・シュレーダー(Ca)
アルベリヒ、アルベルト・ドーメン(BsBr)
ヴォータン、ミヒャエル・フォッレ(Br)
フリッカ、藤村実穂子(Ms)
フライア、レギーネ・ハングラー(S)
ファーゾルト、ステファン・ミリング(BsBr)
ファフナー、アイン・アンガー(Bs)
フロー、タンセル・アクゼイベク(T)
ドンナー、アレハンドロ・マルコ=ブールメスター(Br)
ローゲ、クルト・シュトライト(T)
ミーメ、ゲアハルト・ジーゲル(T)
エルダ、クリスタ・マイヤー(Ms)
クリスティアン・ティーレマン 指揮 シュターツカペレ・ドレスデン
A席 2F_LD5列

category: オペラ

tb: --   cm: --

Opéra Bastille [les contes d'hoffmann]  




これを見るために計画したパリ合宿。
一度は落胆したものの、結果として素晴らしい舞台で行った甲斐がありました。
パリで観るフランスオペラ。 
これこそ現地で見る醍醐味だなぁ。
カーセンの洒落た舞台演出に音楽監督ジョルダンの指揮、信頼して嬉しそうに弾いている皆さん。
厳しい表情で登場して指揮し始めるものの、時折ソロパートの指示後、納得すると殺しの笑顔。それをみた奏者は男女問わず😍
ちょっとー、観てる方もこんな😝になるじゃないのー。

出来色はヴァルガス。
カウフマン降板の代役ですが(メトのオッターヴィオキャンセルして登場、、あちこちご迷惑かけまくりですわよ、キャンセルさん…=͟͟͞͞( ¯−︎¯ )).これが素晴らしかった。
高音はスコンとぬける、というよりやや慎重に、丁寧な歌い方になるけれど充分魅力的、なによりキャラがよく合ってて洒落た舞台に冴えないくたびれたホフマンが見事!
わりと波があるようで作品によりさえない時もあるけれど、今日は良かった、代役ヴァルガスか〜〜なんて言ってごめんなさいね〜💦

客席がなんとなく盛り上がらないだろう、がっかり気分で来ているところを十二分に楽しませてくれました。
女性陣はキャラはともかく一人ずつはなんだか怪しい音程だったりするけれど、作品見終わった後は大したことではないような気になるから不思議。
プロダクション、オケ、歌手の総合芸術ってこういうものなんだな〜と思い出させてくれました。

この日最前列で観ていた私。
演出で劇場劇になっている部分は見えない部分があるものの、その分ピット内をのぞけるという楽しさがありました。
舞台真下にあたる部分に合唱のみなさんが配置され、冒頭そこで歌い始めます。舞台上には何もなく、ホフマンひとり
それを支えるような印象になっていた。
そして最後は、同じように舞台セットは何もなく、そこにホフマンとミューズのみ。その時も同じ位置に登場した主要キャストが配置され歌っていました。すべての人に見守られているような温かな気持ちになれてがっかり終わらない。
きっとこれからいいことがあるでのは?と予感させて終わる終わり方が秀逸。

このプロダクション、パリオペの音。華やかできらびやかなオペラ座とは違うけれど、軽やかで素敵。
パリ合宿最後にいいもの見させてもらいました。

■Opéra Bastille les contes d'hoffmann
2016.11.6 14:30
Conductor Philippe Jordan
Director Robert Carsen
Olympia Nadine Koutcher
Giulietta Kate Aldrich
Antonia Ermonela Jaho
La muse, Nicklausse Stéphanie d'Oustrac
Hoffmann Ramón Vargas
Lindorf, Coppélius, Dapertutto, Miracle Roberto Tagliavini

1F1列

category: オペラ

tb: --   cm: --

新国立劇場オペラ [ワルキューレ]  


今シーズンのオープニング。
バイロイト明けで、これまでのオケの印象からうーんうーんと悩んだけれどやはり自国のオペラも見なくては!と行くことにしました。

大好きな4階(笑)。
もうもう、登場した歌手とが揃いも揃って素晴らしくて、いや素晴らしすぎて、他のことは全部忘れて大ブラボーです。
だいたい1人くらいは好みじゃない声の人がいるものだけど全くなし。
本当に素晴らしくて、見事な巨体や似合わない衣装やひと目で兄弟とわかるよね、な雰囲気も気になるけど気にならず、つまらない動きのないセットもこれだけ歌える人が揃えばどーでもよく、ひたすら声に震え、声に惹きこまれ、最後はストーリーに惹きこまれ涙涙の終演となりました。
グールドはもちろん、テオリン、グリムスレイ、ペーゼンドルファー、、、、皆さん素晴らしかったです。


古臭いセットと演出、あまり前作と統一感がないように感じたり、抽象的かと思えば、食器や照明のリモコンとかどうでもいい小物が妙にリアルだったりと不思議なテイスト。
兄弟よね、と思わせる巨漢な二人、ブリュンヒルデがカイロスのよう、、そんななか登場した8人の乙女はキャ~~\(^o^)/と聞こえそうな若々しさ(-.-)、あの演出に意味持たせて歌わせるには日本人のDNA的に無理があると気の毒になったり。

ここは日本だし、長いワーグナーを日本人が指揮、演奏するのはこれが精いっぱいなんだと思うことにします(+_+)。
解釈は色々でしょうけど、私にはとてもゆるく感じるし、歌手も歌いにくそうに感じる、、、2幕はセンセイ寝ちゃったのかも?と思うほど止まりそうで一緒にスイマーにおそわれそうになったり。

この素晴らしい歌手で私が素晴らしいと思えるオケと聞いたら、もっともっと深みにハマるんだろうか、。。

■新国立劇場オペラ
2016.10.2   14:00-19:25
指揮:飯守泰次郎
演出:ゲッツ・フリードリヒ
美術・衣裳:ゴットフリート・ピルツ
照明:キンモ・ルスケラ
■キャスト
ジークムント:ステファン・グールド
フンディング:アルベルト・ペーゼンドルファー
ヴォータン:グリア・グリムスレイ
ジークリンデ:ジョゼフィーネ・ウェーバー
ブリュンヒルデ:イレーネ・テオリン
フリッカ:エレナ・ツィトコーワ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
C席 4F 1列

category: オペラ

tb: --   cm: 0

バイロイト音楽祭 [TRISTAN UND ISOLDE]  


いつかは行ってみたいと思っていたバイロイト。
ワーグナー大好き、極めたいと思っている訳じゃない好奇心だけの私がすみません、、ですが、ワーグナーを聞く楽しみをほんの少しわかるようになってきたところで、ついに行ってしまいました。
暑すぎず寒すぎず快適。この1ヶ月のためだけに保たれている劇場と周辺。

毎年花の色が変わります。

シンプルかつ十分なデコレーション

うわさの木の床に木の椅子。硬い硬いと不評の椅子は個人的には全然気にならず(快適ではないけど一応薄いクッションあるし)、むし高さが気になりました。あしがしっかりつかないと不安定で、インナーマッスル鍛えねばw。
黒いのは貸してくれるクッション。クロークで借りられます。値段は2ユーロくらいらしいですが、私がいくら?と聞いた時は「up to you」と言われ、、え、、タジタジ。。。借りませんでした💦。


1時間の休憩が2回。軽食食べたり庭の散策して気分転換。そしてここはポキモンのジムもストップもあり、私はポキ狩り。。バイロイトまできてなにしてるんだか、、

しみじみ感動しました。
噂にきく音響。座る位置によって聞こえ方は違うようなので、今後色々聞いてみたいと思わずにいられません。
今回の平土間15列目やや壁よりは、下からわき上がる音がなめらかで扇情的で過剰な残響もなし。もうひたすらその響きに感動しました。

あまり好みじゃないティーレマンの率いるオケから聞こえてくる音は、ものすごいうねりと揺れで、船酔いしそうな程。それがこねくりまわして嫌な感じではなく、ドラマの中に引きずり込む魔力があって、目の前に見える演出が酷くても、は???な感じでもそれを感じなくなるくらいに脳内洗脳されました。
なんだろう、、この感覚。

そして開演すると鍵をかけられてしまう劇場内は、当然冷房などなく酸素がどんどんなくなる感じで、幕の終盤には「さ、酸素くれ~~~」と酸欠になって息苦しくなる程に。こういう体験は初めてでした。
こうなるから休憩1時間は大事。ここで十分酸素吸入せねば。

ワーグナーは繊細に歌ったりテクニックがどーの、というのはあまりなく、強い声で歌いっぱなしが多いけれど、それが無理せず十分にかなえられるサイズの劇場らしく、もう声もビシビシ飛んできます。
グールドのトリスタンも、ラングのイゾルデもマルケ王も素晴らしすぎて、パワーを受け続けて酸欠状態にw。

と、言葉にできるようになったのは3週間程経過したから。
聞いた直後は、「ヤバい、、、ティーレマンヤバい。ぐるぐる船酔い状態だ、、」というのが精一杯でした。
カーテンコールでは歌手には盛大なブラボー、ティーレマンはブラボーとブーが両方、演出陣には盛大なブーが、、、これがオタクの聖地なのね。。

練習のつもりの1回体験。こんなの聴いちゃったら赤白ホールとかいけないよね、、(贅沢)
また行けるように、次はもっと楽しめるように。。

■TRISTAN UND ISOLDE
2016.8.1 16:00-22:00
Conductor Christian Thielemann
Director Katharina Wagner
Stage design Frank Philipp Schlößmann /Matthias Lippert
Costumes Thomas Kaiser
Dramaturgy Daniel Weber
Lighting Reinhard Traub
Choral Conducting Eberhard Friedrich
Tristan Stephen Gould
Marke Georg Zeppenfeld
Isolde Petra Lang
Kurwenal Iain Paterson
Melot Raimund Nolte
Brangäne Claudia Mahnke
Ein Hirt Tansel Akzeybek
Ein Steuermann Kay Stiefermann
Junger Seemann Tansel Akzeybek
LINKS 15

category: オペラ

tb: --   cm: 0

バイエリッシユオペラフェスティバル [Die Meistersinger von Nürnberg]  


ものは試しと先行抽選に申し込んでおいたらまさかの当選!
当初ほぼ行くつもりはなかったけれど、このタイミングで行くとバイロイトとかザルツブルクとか一度入ってみたい夏の音楽祭にいくこともできるし、指揮者が今や一番話題のペトレンコとなれば、超前向きに検討です。

で、行ってきました。
オペラフェスティバルの最終日、シーズン最終日は華やかで煌びやかで全力の舞台でした。

あたった席はこのあたり。舞台が上手1/3ほど観きれるのとオケの音がダイレクトに上がってくるので声とのブレンドはイマイチで、フルブラストだと消える人も、、、。それでもどの劇場でもこのあたりを好むので抽選にしては上出来です。
ペトレンコ率いるオケ初体験、エネルギー溢れるイキイキした音で、舞台が見切れて見えない分まで補って余りある語りがあって素晴らしかったです。細かく指示する指揮ぶりもその棒の先に確固たる信念を感じました。ただ大ぶりなだけじゃないな、と。
わりとあっさり、ためてためて揺らすのではなく淡々としてるけど統率されいる。

演出は前半はそうでもなかったけれど幕切れは暴力的で救いが無いと感じるもので、個人的には衝撃的。
聞くところによるとマイスターたちは過去この劇場で歌ってきた往年のスター達だったらしく、見た目は爺さんが多かったけど歌はやはり素晴らしく貫禄十分。
ザックスやベックメッサーのキャラ設定は正直???だし、ぎょっとしたけど、歌いっぷりや演じっぷりは素晴らしくてブラボー。
逆にキャラは面白かったけどお疲れ気味に見えて聞こえたのはヨナス。
終わって思い出そうとすると声の印象がまるでないです、、、。私の席では完全に消えてました。。カーテンコールでもヘトヘトぶり、、、。


何度も何度も、オケや客がほぼいなくなっても拍手が聞こえる限り登場していたみなさん、日本だけじゃないんだなぁこの光景。
シーズン最後のカテコ、全力でお疲れさまでした。

ちなみに、ずっしり重いプログラムは7Euro、キャスト表(バイオつき)は1Euro、キャスト表のみは無料でした。
この劇場は建物も、前の広場も中のシャンデリアもすべてが気分の上がる設計。
やっぱりこういう劇場でオペラみたいわ~

■Die Meistersinger von Nürnberg/Bayerische Staatsoper
2016.7.31 17:00-
Musikalische Leitung Kirill Petrenko
Inszenierung David Bösch
Bühne Patrick Bannwart
Kostüme Meentje Nielsen
Video Falko Herold
Licht Michael Bauer
Dramaturgie Rainer Karlitschek
Chöre Sören Eckhoff
Hans Sachs Wolfgang Koch
Veit Pogner Christof Fischesser
Kunz Vogelgesang Kevin Conners
Konrad Nachtigall Christian Rieger
Sixtus Beckmesser Martin Gantner
Fritz Kothner Eike Wilm Schulte
Balthasar Zorn Ulrich Reß
Ulrich Eißlinger Stefan Heibach
Augustin Moser Thorsten Scharnke
Hermann Ortel Friedemann Röhlig
Hans Schwarz Peter Lobert
Hans Foltz Dennis Wilgenhof
Walther von StolzingJ onas Kaufmann
David Benjamin Bruns
Eva Sara Jakubiak
Magdalene Okka von der Damerau
Nachtwächter Tareq Nazmi
Bayerisches Staatsorchester
Chorus of the Bayerische Staatsoper
1 Rang recht Reihe1

category: オペラ

tb: --   cm: 0

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